粟津潔の仕事 1949‐1989

  • 河出書房新社 (1989年1月1日発売)
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本 ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784309261218

感想・レビュー・書評

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  • 先日亡くなった氏の初期~中期作品集。89年までをまとめたものなので、ピークを超えたあたりだろう。非常に見ごたえがある。

    粟津潔といえば初期の版画のイメージが強い。
    顔に三文判のインパクト!
    最近、アニメ演出家の新房昭之氏が多く引用していて、その筋の人が見ても面白いと思う。

    寺山修司の劇団天井桟敷の舞台美術や劇場デザイン、映画『田園に死す』の美術など、立体造形も得意だったようで、彫刻なども収録されている。
    既に現存しないものもあるので貴重だろう。

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著者プロフィール

1929年、東京都目黒区生まれ。絵画・デザインを独自に学ぶ。1955年、《海を返せ》で日宣美賞受賞。その後、トータルなデザイナー、あるいは美術家として、建築、文学、都市設計、博覧会設計、映画制作などを行う。2500点以上の作品群は、現在、金沢21世紀美術館のコレクションとなっている。2009年に死去。著書に『ガウディ讃歌』『不思議を眼玉に入れて』『粟津潔 マクリヒロゲル』(以上、現代企画室発行)など。2014年9月から、金沢21世紀美術館にてコレクション展「粟津潔 美術が野を走る」を開催。

「2014年 『すてたろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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