華々しき鼻血

制作 : Edward Gorey  柴田 元幸 
  • 河出書房新社
3.71
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本棚登録 : 735
レビュー : 116
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309265032

作品紹介・あらすじ

とめどなく編まれたマフラーや、ぞんざいに供されたプディングを絶妙の副詞で捉えたアルファベット・ブック。かつてない最大級の栄光を副詞に与えた、ゴーリーらしい言語感覚が光る屈指の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 副詞をアルファベット順に紹介した本、原書は1975年刊行。解説にある通り、副詞をメインに扱う作品って珍しいですよね。そんな本にも関わらず、「Unconvincingly(しらじらしく)」「Hopelessly(やるせなく)」など選ぶ言葉に偏りがあること、ゴーリーらしさが滲み出てる。先に『雑多なアルファベット』を読みましたが、個人的にこっちの方が好きだなあ。ゴーリーはアルファベットの本好きと思っていたら、まさか楽だったからとは(笑)ちなみに、本作でアルファベットの本は5作目だそうです。

  • 最後まで華々しい鼻血はなかった。

  • 想像をかきたてる文章と絵。

  • タイトルがすごい。

  • 副詞のお勉強

  • カルタの絵札のように文字の先頭が白抜きになっているのだけど、法則は不明。
    ・・・と思ってたら、後書きを読むと副詞にのアルファベット順になっているらしい。
    いや、和訳側を白抜きするんじゃなくて、原文も載ってるんだから原文のアルファベットを白抜きして欲しい。

    ぞんざいにきょう(供)されたプディング。
    ⇒ ぞんざいすぎ!「なんでこんなことされたの}っていう客の顔と、心底どうでも良さそうなウェイトレスの表情が何とも言えない。

    らんしんひろまをかけぬける。
    ⇒ とても楽しそう。

    さっするにトランクのなか。
    ⇒ 何が!?何がトランクの中なの!?

    こい(故意)にくるまぶつける。
    ⇒ 明らかに故意すぎるし、エンブレムが楽しそう。

    「たえがたくうたわれたうた。」は "eXcruciatingly" らしいけど、この "ex" の二文字目を "X" とするのはルールとしてありなの?
    たしか WindowsXP の "X" も "eXperience" だったよね?
    なんとなく誤魔化されているような気もするけど、日本語も子供向け教材の平仮名表を作るときに「を」とか「ん」とかを先頭に持って来れなくて苦労してるから、それと同じ感覚なのかな?



    現時点 (2016/11) で持っているのは
    『不幸な子供』
    『ギャシュリークラムのちびっ子』
    『華々しき鼻血』
    の3冊。
    エドワード・ゴーリーの本って集めたい気もするけど、なんとなく正常でいられなくなる恐怖感があって集められない。

  • 20160814

  • ネガティヴな副詞ばかり並ぶ、毛色の変わった本。
    実際には使わないだろうフレーズ、でもなんか、あーなるほど・・・と思わされる引力がある。

  • かるたのような絵本。
    どれも毒がつまっています。

  • A~Zまでの副詞を主人公にした革命的絵本、である。シンプルな文章は多くを語らないが添えられた絵がものすごい訴えかけてくる。タイトルの『華々しき鼻血』に関する絵はない。華々しくもなければ鼻血を流している人もいない。

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著者プロフィール

1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。邦訳書に『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』などがある。2000年没。

「2018年 『音叉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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