- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309265902
感想・レビュー・書評
-
エドワード・ゴーリーの絵本は大好き過ぎて何回も読み返してる
この絵本はアルファベット順に危険なものが並んでいる
ゴーリーならではの皮肉なパロディで風刺が効いている、不穏なイラストも相まってより一層それを際立たせている詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルが示すように、出てくる単語は本当に雑多。絵は小さく描かれているけど、それでもゴーリー。内容は「ヴィクトリア朝教訓をほどよくパロディにした」とのことだけど、特に教訓的というわけではなく、語感に重点が置かれているゴーリー的なもの。
原題は「The Eclectic Abecedarium」で、「eclectic」が「折衷的な・多岐にわたる」などの意味で、「abecedarium」は「アルファベットブック」を意味するとのこと。 -
機会があれば入手しているゴーリー絵本。文庫サイズの本作は、コンパクトで良い。ならではのシリアスな世界観も安定。やっぱり、何だか好きです。
-
エドワード・ゴーリー展にて読了。
ゴーリー氏の作品は薄ら暗くてでもどこかユーモラスさもあるイラストも素敵だけど、文章も素敵だ。
ゴーリー氏のシニカルな視点で綴られるシンプルな言葉が小気味良くユーモアもあり、言葉選びにセンスを感じる(柴田元幸さんの日本訳もまた良い)。
この本も読みながら何度もくすりと笑ってしまった。 -
タイトルどおり雑多なアルファベットを並べただけの絵本。
-
2015 6/20
-
ゴーリー展にて購入。A〜Zまでの単語で韻を踏む二行詩と、マッチ箱サイズの可愛らしいイラストの収められた、何とも不思議な魅力を持ったアルファベット・ブック。翻訳は柴田元幸さんということもあって、所々で日本語なりの言葉遊びが顔を出しているのも楽しめる。「Request a Pill, When you are ill」→「病んだら早急 薬を請求」、「Don't overturn, The garden Urn」→「触らぬ甕(かめ)に 祟りなし」辺りはかなり好き。もしくは自分なりの翻訳を考えてみるのもまた一興。
-
豆本かわいい!あとがきが面白い
-
出合ってしまった。
この人の作品、片っぱしから読みたい。