- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309266336
作品紹介・あらすじ
「オリバーなんて大嫌いだ。さっきまでは友達だったけど、もう友達なんかじゃない」ヘンリーは、仲良しのオリバーとけんかをしてしまう。その日は、大好きなおじいちゃんがマリナーズの試合に連れていってくれる、楽しみな日だったのに…。戦争で軍隊にいたおじいちゃんは、イチローとササキ、ふたりの日本人選手の素晴らしい活躍をたたえながらヘンリーに「許す」ことの大切さを教えてくれた。「仲直りするには、時間をかけて、心を開くことが大切なんだよ」。
感想・レビュー・書評
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ヘンリー、友達オリバー、喧嘩、野球、日本のイチローやササキがアメリカで試合、戦時中では考えられなかったこと
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イチローがオリバーとけんかして、イチローがひいおじいちゃんになかなおりのやりかたをおしえてもらったから、あしたオリバーとなかよくなるよ。
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201502 小学5年生の教室で。
子どもたちの未来が夢いっぱいのものでありますよう平和を心から願いつつ。
「日本からきた野球選手をアメリカの野球場で応援することになるなんて、おじいちゃんが軍隊にいた60年前には夢にも思わなかったよ。…」
「どうすれば前みたいに仲良くなれるの?」
「誰だって仲良く暮らしたいと思ってるだろ、ヘンリー?」
おじいちゃんが、仲直りするために大事なことを教えてくれます。もろ直球で。
スタジアムではね、直球ええで、直球最高。 -
@lindaobachanさんご紹介
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許しについて。
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最後まで読んで、いつのまにか涙が出ていた。
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まさか太平洋戦争につながる話だとは思っていませんでした。
私自身在日米軍基地が目の前の中で生活していますが
今までのただそれを批判する頭から違う頭への構造になった言葉がありました。
「仲直りするのに必要なのは、時間だけじゃないぞ。相手のことを思いやることも大切だーーーお互いにね。
それが一番大事なことだと、おじいちゃんは思うな。」
まずは隣人を愛せよ、という事に繋がるのかな。
例えどんなにイリーガル的な隣人でも。
基本はそれと判っていても流せない過去はあると思ってしまう自分の器の小ささ。
私が体験していない太平洋戦争だけど幼少時より常に情報が周りにあった。
戦争は愚の骨頂。哺乳類の中で一番の出来損ないのすること。
ミ・ン・ナ・オ・ナ・ジ・ニ・ン・ゲ・ンなのに。