ピナ・バウシュ中毒

著者 :
  • 河出書房新社
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309266886

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 好きなもの、リスぺクトするアーティストは多々あれど、私の心のなかに君臨する絶対的存在がいない現在…。
    自分の毎日のなかで大きな割合を占めるマイ・カリスマとでもいいますか、マイ・アイドルとでもいいましょうか。

    特別、ハマりものがないというのはお金も労力もかからずよいことのようでいて、でもちょっぴり寂しいかも。
    そんなふうにミーハーであることが羨ましくなるような、熱烈追っかけ記録、それがこの本。

    ドイツ、ウ゛ァパータール舞踏団を率いる、現代を代表するコレオグラファー(演出家・振り付け師)=ピナ・バウシュ。
    彼女を追いかけて世界を飛びまくる楠田女史、その心酔ぶりといったら!
    まさにタイトルそのまま、中毒といっていいでしょう。

    しかし、いちファンだからこそ、お堅い芸術論なんてそっちのけで、思うがままにとらえられた未知なる混乱と感動がダイレクトに伝わってきます。
    そして、アーティストとしてのピナではなく、人間・ピナを捉えた内容に創作の源流を見るだけでなく、女史のピナに対する深い愛をがひしひしと伝わってくるのです。

    −こんなにもすばらしい世界がいここにある、ということを知ってもらいたい−
    女史の言葉に期待をふくらませつつ、せまりくるピナ・バウシュ・ウ゛ァパータール舞踏団初体験が、いまからもう楽しみで仕方ありません。

全1件中 1 - 1件を表示

楠田枝里子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする