まったき動物園

著者 : エドワード・ゴーリー 柴田元幸

• 河出書房新社 (2004年1月22日発売)

感想・レビュー・書評

[ベルガモットさんの感想 · 2023年10月23日]

S図書館 1967年
3作目のアルファベットブック
26匹の幻獣辞典

わけがわからなくいい
キモカワで不気味な感じが子供も好きそうだ
もちろん英語は韻をふんでる
訳が古風

[ぼんさんの感想 · 2022年9月24日]

謎

[Sleepさんの感想 · 2022年4月16日]

ゴーリー得意のabc Book。短歌形式の訳もステキ。26の幻獣のなかではリンプフリグが好きかな。

[ymmtdiskさんの感想 · 2021年7月3日]

アルファベットブックであり、幻獣辞典でもある。そして原文が韻を踏んでいるので短歌形式の訳。
リンプフリグは、きっとがんばろうとしている様子がうかがえるのだろうなあ。ポスビーの舞は、ささやかではなさそう。
訳者は安定の柴田元幸さん。短歌の助言に水原紫苑さん。

[deroderohさんの感想 · 2020年8月23日]

abc順にｚまで２６の頭文字をもつゴーリーの想像上の生き物を紹介。

想像上の生き物たち、なんだかみんな自由気ままに、気づかれずに生きているよう。

どこかいびつで、でもどっかに居そうな誰かのようで。
少し、水木しげるの妖怪辞典を読んでいるような雰囲気もありつつ、もっとシュールな感じ。

以下、身につまされる思いがしました

リンプフリグ　己を鼓舞し　鞭打てど　今日も明日も　惰眠に暮るる

[winderさんの感想 · 2019年11月4日]

AからZ。２６匹の幻獣。英語の原文と同じページに訳が載っているので、訳のすばらしさがビンビン来ます。韻を踏む原文の朗読を柴田元幸さんの渋い声で聞いてみたい！

[学生選書@武蔵野大学図書館さんの感想 · 2019年6月21日]

武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153037

[herbteaさんの感想 · 2019年6月14日]

ゴーリーが好んで描いたアルファベットブックのうちの一つです。今回は動物園。といっても描かれているのは幻獣です。恥ずかしがりやで物静かな幻獣が多いですね。通常では考えられない姿形なのに気味が悪いというよりどこか愛らしい。でも文章はシュールでバッチリ彼の皮肉が効いています。それにしても柴田さんの訳のすばらしいこと。原文を損なわずに綺麗に短歌形式にまとまっています。読み返すこと間違いなし。

[磊花 raikaさんの感想 · 2019年2月9日]

ユーモアたっぷり

[koishi-2018-bunさんの感想 · 2019年1月12日]

エドワード・ゴーリー展の案内を見たので、興味が出て借りてみました。

絵本です。変な名前の生き物がＡＢＣ順に出てきます。

イラストを見る限り　可愛くないし、超奇妙でもない。
鳴き声や動く様子が伝わってくれば・・・（*^_^*）♪

2014/12/02 　予約　2014/12/06　借りて読み始め、一気に読み終わる。

内容と著者は

内容　：　原タイトル:The utter zoo
ようこそゴーリーの世界の動物園へ!
A〜Zまで26の不思議な動物たちが登場するゴーリー版「幻獣辞典」。
原著英文コメントと、ユーモラスな短歌形式の和訳を併記。

著者　：　エドワード・ゴーリー　Gorey,Edward　
1925〜2000年。シカゴ生まれ。ハーヴァード大学でフランス文学を専攻。
出版社勤務を経て、独立して専業作家となる。
著書に「ギャシュリークラムのちびっ子たち」など。

翻訳者　：　　柴田　元幸　著書、翻訳書
アメリカ文学研究者、翻訳家、エッセイスト、小説家。前東京大学教授。

著者プロフィール

1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。

「2023年 『どんどん変に…』 で使われていた紹介文から引用しています。」