フランク・ザッパ自伝

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 33
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309267197

作品紹介・あらすじ

ロック界の巨星FZが地獄から甦った!自らの生い立ちや音楽観を語りつつ、調子っぱずれのアメリカに一喝。デジタル・リマスター「完全新訳」ヴァージョン。

感想・レビュー・書評

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  • ザッパという名前だけは知っているが、肝心の音楽を聞いたことがないので何も言えない。自伝とはいっても、最後のほうは政治と音楽ビジネスの話で、難しかったが良かった。ロック界の奇才、写真を見るとフリークショーのようだったので、演劇関係の人かと思ったら、どうやら違うようだ。10年前に病気で死んだが、これまた殺されたのでは、と疑ってしまう。やはり、政府のやり方と戦った人だ。音楽関係のことに関しては、公聴会にまで参加している。さらに曲のほうを聞きたくなった。といっても、ザッパのCDはどうやら50枚以上あるようだ。
    まさにこの本でザッパが書いているとおり、今やロックもノスタルジーの時代に入ったのだ。こういう本やCDボックスセットで再評価、というのもいいが、見方を変えると何も進歩してないのだ。

  • まずフランク・ザッパについての簡単な解説は<a href=http://www.listen.co.jp/artdetail.xtp?artpg=rc&artistid=9877 target=_blink>こちら</a>。
    あまり周りでフランク・ザッパを聞くって人がいないのですが
    僕がものすごく尊敬する人の一人なのです。
    なんか過小評価されてる気がしますね(特に音楽的に)。
    少なくとも日本では。
    あらゆる物に対しての貪欲なまでの知識と洞察の深さ
    そして行動力が素晴らしいです。
    で、その人の自伝なのですが
    ・・・自伝じゃなかった(笑)。
    前半はね、自分の生い立ちであったり
    バンド活動においてのいろんな出来事
    ロック創世記においてのいろんな話とか
    自伝っぽく書いてるんですが
    中盤になって芸術論みたいなのが出てきて
    まぁまぁザッパの音楽論とか自伝には必要だよな
    なんて思ってると
    後半はほぼ政治についてのみ(笑)。
    恐ろしいのはこの本が書かれた80年代終盤に
    すでに21世紀のアメリカ像を予見しているところですね。
    あと、電話回線を使った楽曲販売の企画なんてのもあって
    それって最近の音楽ネット配信と一緒では・・・・
    とその見識の深さに驚かされます。
    政治・教育・宗教などに対する批判は
    今でも同じことが当てはまることばかりで
    っていうか、むしろ悪くなってるか・・・。
    当時はアメリカだけの問題であったことも
    今では日本にも当てはまってしまっていて
    それも考えなくてはいけない問題だなと。

    この本を読む前までのザッパについての僕の知識は
    曲と歌詞とビデオで見た映像とCDについてくる解説と
    昔の雑誌を古本屋で買ったときに載ってた
    必ずしも扱いの大きくない特集記事のみだっんだけど
    この本で分かったザッパ像って
    ホントにイメージ通り(変人だけど奇才)で
    あぁ、やっぱり僕はこの人を尊敬できるわ
    と思いました。
    「ボーリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーアとザッパの考え方・見方が
    非常に似ているというのも発見でした。

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