題のない本

  • 河出書房新社
3.55
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本棚登録 : 543
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309267838

作品紹介・あらすじ

固定カメラでとらえた画面の中で繰り広げられる激しくシュールな世界。

感想・レビュー・書評

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  • 初ゴーリー。
    面白かった。

    家のまどから庭を見てる子供

    庭に次々と集まる妖怪のようなクリーチャー達。


    玉ねぎ頭
    蝙蝠
    カエル
    イヌ

    皆が集まって輪になって踊る。

    突然黒い流れ星のような顔が飛んできて、みなもとの場所に帰る。

    微笑ましい。

    そして、何度でも最初に戻ってみかえして、面白い。

    味が長続きするガムのような。
    スルメのような。

    インパクトのあるものは、ショッキングじゃなくても作り出せる。
    という事を証明する作品。


  • ◆蒼ゴーリー、よいです♡ ときめきました。勿論、これは音読用の本です。呪文のような不可解な言葉を魔女気分で唱えましょう。ハロウィンで活躍しそうな小さな生き物たちが現れ、輪になって踊りだします。親指のような隕石のような奇怪なものが落下して生き物は退散、あたりはまた静まりかえる・・・ふー。◆いつも楽しみにしている柴田元幸さんの解説がない!タイトルもない(笑) 完全に読者に放り出されたゴーリーの世界。◆見返しの紹介文「固定カメラでとらえた画面の中で繰り広げられる激しくシュールな世界」・・・うまくまとめるなぁ!【2013/05/31】

  • 本当に題がなかった。

  • 男の子が窓の外を見ていると、カエルやイモリ、コオモリが出て来て踊っている?けれど、隕石みたいもが飛んできてみんな元の場所に帰る。

    画面が固定されていてパラパラ漫画のよう。

  • うーん、うーん。アリの観察日記を思い出す。

  • 愛すべき奇妙な生物たち。

    不思議の塊。
    こんなにも読後の感想を読者に任せてくれる絵本は見たことない。
    なにこれ・・・、とただ絵本を閉じられない。
    感じたくなくても、感じれて。
    そして何かがわかる、気がする。
    何度も見、何度もそれを言葉にできるくらいに感じ取りたい。

    またも白い紙切れ。
    あれはいったい何を表しているんだろう。

  • 一匹ずつ増えていき、一匹ずつ消えていく。表表紙から始まり、裏表紙で終わる。理解をはなから否定するかのような絵本。絵に魅せられる。

  • <The Untitled Book>
      
    日本語表記/柴田元幸
    裝幀/渡辺和雄

  • どことなく不気味でシュールな世界観。ことばも謎。

  • 読了

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著者プロフィール

1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。

「2023年 『どんどん変に…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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