- Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309268002
作品紹介・あらすじ
1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかとなった。「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言うエドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって心底動揺させられ、描いたのが本書である。
感想・レビュー・書評
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ゴーリーなので、子どもに読んであげようという人はいないと思うけど、特にこれは注意が必要。まずあとがきを読むことをお勧めします。
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表題通りの『おぞましい二人』の話。男女が出会い、意気投合し、身体を重ねて……と途中までは一般的によくある話なのに。
なにかが作用して一般的なルートから外れてしまったわけで、そのなにかは幼少時代にすでに萌芽を見ることはできたのだけれど、直進するようにおぞましい方向に行くしかなかったのだろうか。 -
ゴーリーが誰かも内容も知らず図書館で借りて、おったまげた。
危うく子供に読み聞かせるとこだった。 -
完全に大人向けなエドワードワールド、これが一番なんか現実味あっていい、とゆうか実話モチーフなのね!
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物語以外の点で言えば、
濃淡の表現が秀逸だな、と。
同じような模様を永遠と描き続けている時、背景を真っ黒く塗りつぶす時、彼は一体どんな感情で書いていたんだろう?
わたしは、絶対に正常な精神でそれは書けないものだと思いました -
ダメ!
絶対にダメ!
これは子どもに見せちゃダメな絵本!
心に闇を持った大人が楽しむ絵本です……
1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」
この実話を元にした、子供を誘拐しては殺してしまう男女の物語
原書発売当時は非難続出で、返本の山が築かれたというイギリスでイアン・ブレイディ、マイラ・ヒンドリーという男女が4年にわたり5人の子供を残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかとなった
二人は投獄され、ゴーリーがこの本を書いた時点では二人ともまだ服役中だったみたいです
あまりお勧めしませんね…w
私みたいに心に闇をお持ちの方は読んでみてはw
( ̄ー ̄)ニヤリ
真っ白な純粋な心をお持ちの方はやめときましょう!-
2023/04/06
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2023/04/06
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2023/04/06
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1.おすすめする人
→大人が読んでも楽しめる絵本が読みたい、
猟奇的な話が好き
2.内容
→ある2人が出会い、殺人を繰り返す。
本当にあった殺人事件をベースに描かれていく。
完全に大人向け、文字数が少ない分、
絵の表現力がすごい。 -
おぞましい事件と、その犯人たちの生涯を淡々と簡略に過不足なく描かれていた。あまりにも淡白で逆に異常さと不気味さが際立った。