- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309268835
感想・レビュー・書評
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p86 勉強させてもらうという言葉が好きでない、その人らしさを活かして、即戦力として給料を受けとって働いてもらう。勉強って言葉は17歳で
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【 感想 】
「あーっ自分も何かしたい〜」という思いに、わくわくどきどき。
カフェのオーナーのストーリーですが、単なるカフェ経営の話を
通り越してその向こうにある文化の継承みたいなものに目が向いて
いる感じがしました。
街の一部、もっといえば大きな時間の流れの
ほんの一部であるような。
だからその前にあるカフェの売上が数字的にどうこう、というところが
あっさりクリアされてしまうような気がします。
「店はリビングルームでありたい」、「カフェは舞台」
など素敵な言葉が並びます。
「自分でお店を始めよう」的な本はよくあるのですが
ちょっとそれらとは一線を画するテイストがしました。
やっぱりそこにオーナーの哲学があるからでしょうね。
ヌフカフェのヌフは9階の9の意味だそうです。9階でカフェ・・?
そのあたりも、味のあるものや、常識とちょっと外れたようなものが
好きな私としてはくすぐられました^^行ってみたい。ヌフカフェ。。
【今日の一句】
いいものを。それが全てを 軽く超え -
経営者が何よりも自身や従業員の'感覚'を大事にすること。そして経営的な数値を割り出し、客観的に振り返り、計画を立てること。
このバランスを失わずに突き進む精神的肉体的なタフさもあって、人気店を次々にオープンし継続、発展させることができるんだと思った。 -
2011年12月 04/077
カフェでのイベントを考えるにあたってカフェのことを考えてみたくポチってみた。
主観の繊細さと強さ、マネージメントを視野に入れたビジネス視点のバランスがとても大切ということでしょうか。飲食店って大変です。素敵な場所をつくってくれているお店の皆様にあらためて感謝と尊敬の思いを感じました。 -
ほぼ表紙買いの本ですが、カフェ気分が味わえてけっこう楽しい1冊でした。
ただ、カフェを出す気はありません(笑)
この手の本では、やっぱり発想の転換が大事なことを教えてくれます。 -
理想的なカフェみたいな印象を受けました。
それは、いつまで経っても完成しないお店。
お客さまがくつろいだと実感するのに必要なのは、
最低40分以上という目安も割り出し、
売り上げではないその目標を超えられるように季節や気温などで、
テーブルの配置、BGM、メニューまで、常に変えていく。
変えられる許容範囲が大きいと当然、働いているスタッフの個性が出やすく、
その個性に引かれて常連さんはいつまでも飽きずに、
来てくれるのではないでしょうか? -
仕事への取り組み方、生き方についても書かれているので、カフェに興味がない方でも読める一冊だと思います。
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なかなかの著者です。
文章で此処まで分かりやすく書けるなんて凄いと思います。まさにcafeは彼の分身、文中で「子供のようなもの」と書いておられましたが距離感とかも含め納得です。
この本が在れば間違いなくcafeはもとよりどんな業種の店舗にも通じるものがあると思います。読み終わった後すぐに、鰻や を開業したいという人からの店舗設計の依頼を受けました。打ち合わせの中でいろいろ質問するのにかなり役立ちました。 -
タイトルに惹かれ、人気店の作り方、と解釈し、また、“経営者”の話が読みたく、購入。
それに“カフェ”と“経営”という2点が、趣味を仕事に、でも集客して売り上げは確保する、そういう本で、ノウハウを伝授して、数字の話とか結構でてくるのかな、と思ったのですが、読んでみてそうでもなかったです。
この人の経営哲学は「当たり前のことを当たり前にやる」、そういうことなんですね。手間かけて、やれる事は自分でやって、そうすることで無駄な経費を抑える事ができるし、自分の本当にやりたい事をこだわりをもって実現できる。何か事業をするにあたり、迷ったら読み返してみるといい、そんな本かも。
もしできれば、この方の人となりをもう少し説明してくれてもよかったかも。バックグラウンドをもう少し知りたいなと。
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神経細かそうだなぁ、このオッサン。
と普通に思った。共感できる部分は多々あって、
そうあるべき。と思うが、詩的というか、
散文すぎる調子で、題名、一人歩き系かも。
中目黒のHuitにたまに行きますが、
いいお店だと思っています。