1杯のカフェの力を信じますか?

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 71
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309269207

感想・レビュー・書評

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  • アパレル業で失敗した佐藤氏が、バルニバービという会社を立ち上げ飲食業としてカフェを開業する物語。

    ・自分の仕事や職場に不満や疑問を感じている人間、そこで目標を持てない人間と一緒に働いても、生まれるものはなにもない。

    ・人は誰でも、自分が好きで心地よいと思える場所で働くのが一番幸せだ

    ・人生は”苦楽しい”もんなんや。お前が今日、そんなに苦しかったんなら、きっと明日は楽しい日や。必ず楽しい明日が来るんよ。それを信じて、ここを乗り越えて行け。

    ・神様、仏様、キリスト様、全部動員して祈りたい気持ちだった

    ・自分がここにいることの意味を確認できた気がして、どこか嬉しく、爽快な気分だった。しかし、それは、裏を返せば、ぼくが自分自身の存在感の無さに空虚なものを感じていることの証だった。

    ・自分がこれまでに大事に守ってきた事業信念をなおざりにされたことが許せなかった。自分たちがわくわくするような面白い場所を作りたいのだ、そうやって楽しめる場所にすれば、必ずお客様に楽しんでもらえると信じてやってきた

    ・本来はスタッフが成長し、店を任せられる人材が育ったところで、彼らを一段高めるための受皿として店を作るべきなのだ。それなのに、先に店を作ってしまい、後から慌てて埋め合わせていては、自分たちの思い、スピリッツなど店に込められるわけがない。

  • カフェに関する本を選んでこの一冊に出会いました。
    カフェを軌道にのせるためには、自分の頑張りだけではどうもできないことや、助けてくれる人がいないと到底達成できない道なのだというのが伝わりました。

    読みやすく、内容にぐんぐん惹きこまれました。
    丸の内のお店など行けそうなカフェに足を運んでみたいと思いました。

    いいお店、と感じるお店って案外探すと少ない感じがしますが、この本を読むとわくわくするお店があるのだなと楽しみになります。

  • バブル期絶頂期の挫折を乗り越えて大阪南船場にカフェを開業する話です。
    一人の経営者の半生を物語・小説風に書いているのでとても読みやすく、前向きな気持ちになれますが、1500円という値段を考えると☆3つです。

    経営者の熱い思いが込められていて、これだけ熱い思いを持つ人がどういう店をやっているのか興味がわきました。

  • アマークドパラディのオーナーである佐藤裕之さんの著書。カフェ開業から軌道に乗るまでの山あり谷ありの物語。ノンフィクションで読みやすくこれからカフェをしたいという方に特にオススメ。http://ameblo.jp/kopetaro/entry-11345825145.html

  • 勢いのある実業家の実話。
    グイグイ引っ張る力はあるけれど、ちょっと詰めが甘いあたり、完璧でない点に人間らしさを感じる人柄が透ける。

    想いは重要
    人はすぐ過去を忘れて調子に乗る
    やってみないと始まらない

    自分自身、公私ともに最悪の時期に読んだこともあり、めげずに夢に向かう筆者に少し励まされた気がしました。

    そして独立開業は難しい。

  • 資金面ではゼロならぬマイナスのところからスタートし
    苦労の上、伝説と呼ばれるカフェを作り上げ
    何店舗にも広げていく。
    こう書くと単なるサクセスストーリーのようだけど
    もっと人間くさく泥くさい、そして面白い話だった。
    実話だというのがまた面白さを倍にしている。
    ぶれずに信念を貫くこと、
    働く人が苦しいけど楽しいと思えること、
    成功への秘訣はシンプルにして難しい。(Y)

  • 大阪・堀江に行きたくなります。

  • 2009/
    2009/

    東京のカフェ
    http://www.cafe-master.com/top.html

  • 堀江にある好きなカフェのひとつのエナルジア。
    そこに置いてあったので気になって買った。
    はじめの店を出すにあたって、様々な困難が降りかかる現実感がひしひしと伝わってきた。
    机上の論理では一切通用せず本質を捉え、自分達の理念をそこに乗せていくことが大切なんだと感じた。   
    難しいこと、大変と思うことも、「楽しい」「やってやる」という気持ちがしんどい時の力になる。
    経営をする上では売り上げや利益よりキャッシュフローが何よりも大切。
    どんな分野でも全く同じことがいえる。

    俺の住んでいる近所にラーメン屋がある。
    昨年開店したばかりで、店主は京都のラーメン屋で修行していたらしい。
    夫婦で経営をしている。カウンターで10席ほどの店だ。
    俺はココのラーメンの味が好きだ。
    真新しさはそれほど感じないが、しっかりとラーメンが出来ている。
    そして、夫婦の丁寧なラーメンを作る姿勢や、丁寧な接客が好きだ。
    また、二人で頑張ってやっていこうという頑張る姿がいいと思う。
    この店がどうなっていくのか俺は気になっていた。そして、こういう姿を見ているからこの店はいい方へ行くんじゃないかという期待を持っていた。
    しかし、はじめの3、4ヶ月は夕飯の時間に行ってもお客さんは俺一人ということもよくあった。
    正直、入る前に店内見て誰もいないと入りづらいと思うこともあった。
    立地条件は非常に悪い。
    細い一方通行沿いで1階ではあるが、階段を3段降り、やや奥に店がある。
    2・3回目来店時も通り過ぎて迷ったくらい。
    駄目なのかなあ、と思うこともあった。
    でも、おいしいし、頑張って欲しいなという気持ちも込めてちょこちょこ行っていた。すると、半年目ぐらいからお客さんが3人4人と増えてきた。最近では、行けば必ずお客さんが3,4人いるし、満席のときもある。
    丁寧なラーメン作りと接客は変わっていない。
    近くの夜のお店が出前で頼んだりもしているのを見た。
    おばあちゃんには丁寧にわかりやすく説明しているのを見た。
    こういう積み重ねが好転を導いたと感じる。
    今では奥さんは店に出ることが少なくなってバイトの若い子を雇うようになった。
    店長も自信のある声になってきた。
    しかし、最近の好転後に気になることが出てきた。
    メンマを乗せるときに落ちたそれをそのまま乗せているのが見えた。
    お米の味が落ちた。何時間も炊いた後の味がする。前は常においしい状態だった。
    ラーメンの渡し方に忙しさが表れ、心を感じない時が出てきた。
    店が軌道に乗ってからも勝負はきっと続くはず。
    もっとたくさんの人に愛される店になるはず。
    例えば、取材されるラーメン屋になればさらにお客の数が増えるし、行列のできるラーメン屋にもなるはず。
    それは店主のイメージしているようになることだと思う。
    どっちにしてもあのやさしく「ありがとう」と言ってくれる奥さんのために頑張って欲しいな。。

    というようなことをふと、思い出した。

  • 熱い気持ちがこみ上げてくる。
    その続きが気になっちゃう。

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