まっくら、奇妙にしずか

制作 : 鈴木 仁子 
  • 河出書房新社
3.93
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本棚登録 : 196
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309270296

感想・レビュー・書評

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  • 国際児童文学館にて。1頁1頁の、細部にこだわった絵に魅了され、なかなか次の頁をめくれませんでした。『まっくら、奇妙にしずか』…タイトルも作品にピッタリです。白黒だからこそ、この作品が生かされている気がします。

  • 圧巻の描き込み、
    無機質で不気味な美しさがありました。

  • 読トモさんが読まれていて、予備知識なしにタイトルに惹かれて手に取りました。緻密で繊細かつ圧倒的な画力に驚きました!あとがきで「1本のシャープペンシル。3年間を要し、400本の芯を消費して制作されたそうだ。」と書かれており納得。物語も排他的で人間の暗面が描かれており、ん?子供向け?大人向けの絵本かなと思われます。この著者の他の作品も読んでみたいです。

  • 20160416

  • 『週刊ブックレビュー』から。

    まさしく“雲をつかむような話”!
    出てくる人や魚が所々機械のようで、近未来のような感じなのに、どことなく昔の話のような雰囲気もあって…。とにかく不思議な話だった。

    たった一本のシャープペンシルで、これだけの絵を(3年かけて)描きあげるなんて凄い。

    なんとなくダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品を思い出した。

  • 古本屋を探し回ってようやく見つけた1冊です。

    人間の行き過ぎた欲望が、世界の終末を近づけるというストーリー、
    子ども向けの絵本というよりは、大人に対するメッセージ性の強いものです。

    3年間かけて400本の芯を消費してシャープペンシルだけで描かれた
    という緻密な絵が、著者独特の世界観を示しています。

    細かく描かれた機械の一つ一つをずっと見ていても、飽きない面白さがあります。

    「まっくら、奇妙にしずか」という印象的なタイトルどおり、
    物語が終わるときの静けさはとても恐ろしいものがあります。

    未来のできごとなのか、古代のできごとなのか、それとも私たちがいる世界とは
    まったく異なる世界でのできごとなのか。
    「奇妙」ということばが妙にしっくりくる絵と、真っ黒に塗られた背景、
    少し立ち入るのがためらわれる人間の内奥の暗さに迫るような世界観は、
    同時に強い想像力を掻き立てられます。

    ただ、こうした耽美的な世界は、やはり大人向けなのかなとも思います。
    とりあえず本棚に入れておき、いつか子どもが手に取るのを待ちます。

  • 2014年11月2日

    <ES WAR FINSTER UND MERKWÜRDIG STILL>
      
    装丁/永松大剛(BUFFALO DTP WORKS)

  • シャープペンシルで描かれた
    シュールな絵本です
    雲の質感がワイヤーみたいで面白い( ´艸`)

  • 閉鎖的な町に突然やってきた男を、町中の人が監視して・・
    欲しいものだけ奪ったらいけない。
    絵がすごすぎ

  • 絵の細かさに、度肝を抜きました。
    どこまでも緻密に緻密に書いてます。

    また、話も読んだ後、背筋がゾワァッとするような、ちょっと怖めの話。

    すごく大人向きな絵本ですね。

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