- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309271323
感想・レビュー・書評
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サッカーファンでなくとも大満足間違いなしの一冊。
自分の考えを貫くということは確かに「エゴ」かもしれない…だけどそれが人の上に立つ者ならどうだろう??それが確かな成功をおさめてきた者ならどうだろう??…戦術とプレー原則、チームに尽力する態度を理論的に説明し、徹底させる人間力こそ彼が世界一たる要因だ。「信頼」の勝ち取り方というものをここから学べるような気がする。
そしてノムさんは「チームは監督の器以上に大きくならない」と言う。インテルは黄金時代に入ったのかな、と思った。
「私はイタリアサッカーを変えるだろう。だが、イタリアサッカーが私を変えることはない。」
という一言が彼の哲学を象徴していると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正に自分の思考とか、価値観とかを180度強制転換させられた、人生の中で絶対的な位置づけとなっている一冊。
こんな考え方があるのか、自分の(というか大多数の日本人の)常識と全然違うじゃん。って思わされたし、
これを読んでもっと思考を欧州化しなければいけない。と思ったし。実際そうしてきた。
この本があったから今の自分がある。
そんな一冊。大切な一冊。 -
●ミラノダービーに負けた直後、CL予選後の記者会見でのコメント
「これはCLだ。カンピオナートではない。ダービーはもう終わったことだ。我々の仕事と、あなた方ジャーナリストの仕事の最大の違いはそこにある。…終わったことにかかずらうのがあなた方の仕事だとしたら、我々の仕事は次のために最善の準備をすることだ。今日負けても明日は別の日であり、勝利を祝う時間すらない。我々の人生は、恐れも、泣くことも知らず、ただ前を見て進んでいくた者たちの人生だ」
●サッカー哲学
「サッカーは科学である」
…かっこいいねえ。 -
ブログに書評を書いています。
http://d.hatena.ne.jp/transcreative/20100813#1281683714
これまでに少ないながらも本を読んできて得た経験則で言えば、一流の仕事をしている人間の哲学は、おおよそ共通している(または数パターンに分けられる)という事実がある。それらの思考方法をその人物が関わっている仕事、住んでいる世界の言葉で表現しているだけであることが多い。「違う言い方をしているけど、あの人が言っていた考え方と要は同じだよね」という… -
ゼミが一段落したら読みたい?