新装版 ボビー・フィッシャーのチェス入門

著者 : ボビー・フィッシャー 東公平

• 河出書房新社 (2010年3月16日発売)

感想・レビュー・書評

[Keitoさんの感想 · 2014年3月3日]

チェスというものがやってみたくて。
出版当時、もてはやされたプログラム学習を取り入れ、ひたすらメイトのために、詰めチェスのようにスモールステップ＆フィードバックを繰り返す。難しい手や複雑な盤面、理論が全くないため、初心者でも苦労することなく取り組むことができた。
だが、まとめのページが薄く、最終章で登場するため、せめて、章末ごとにつけてくれれば、もっとよかったのにと思う。
それにしてもこれだけの数の問題を作れるフィッシャーの根気に感動。

著者プロフィール

1943年アメリカ合衆国シカゴ生まれ。６歳でチェスを覚え、1958年グランドマスターとなる。72年世界選手権でチャンピオンの座につく。75年、防衛戦に関して世界チェス連盟と対立しタイトルを剥奪される。

「2010年 『ボビー・フィッシャーのチェス入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」