21世紀のための吾妻ひでお Azuma Hideo Best Selection

著者 :
  • 河出書房新社
4.00
  • (13)
  • (21)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 183
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309272986

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 吾妻がスランプに陥る前のやけくそ期、不条理期の作品集
    大好き

  • こんなの真面目に読んでたらどうにかなってしまいそう

  • 山本直樹による吾妻ひでおのベスト選集。

    吾妻が神憑った79年の作品を中心に選んでいるのが素晴らしい。

    特に、「どーでもいんなーすぺーす」2本、「Dr.アジマフ ロボット連れて」「不気味が走る」は出色。

    「恍惚都市」なんて、今読むと腰抜かすほど過激で、こんなのよく商業誌に載ったなあと呆れる。暴力描写に甘いお国柄とはいえ、殆どの国で発禁モノの内容。まんま再録してくれた河出書房新社に感謝。

    今イチ突き抜けていない「どろろん忍者」が多く所載されてるんで辛めに星4つ。ホントは「不気味が走る」だけで5つあげてもいいんだけど。

  • 勿体なくて、ちびちび一気に読んでしまった。エロリとギャグ最高。ベストセレクションらしい

  • 吾妻ひでおに人生を学びに来ました

  • 山本 直樹氏が選んだ、吾妻作品。自分だったら何を選ぶか、考えながら読むとまた楽しい。

  • 吾妻ひでおのベストセレクションです。

    まあ、傑作がおおいので、セレクト仕切れないのは仕方ないか
    実は、お話の流れの中で積み重ねられているギャグが多いので、1話ずつ抜き出すと、ちょっと弱い感じもします。

    しかし、表紙が、やばい。

  • 吾妻ひでお作品にも色々な毛色の物があるけれど、これは本当に勢いがあって面白い作品が見事にピックアップしてあって素晴らしい。吾妻作品は「失踪日記」しか読んだことない、という方には、せめてこちらも併せて読んで欲しい一冊。
    僕は「オリンポスのポロン」で吾妻漫画に出会って、一番好きなのは「きまぐれ悟空」なんだけど、このアンソロジーは「コレ!」と一口に言いきれない美味しい時期のイイ作品が絶妙にチョイスされていて、まさに痒いところに手が届いた感があります。

    ところで筑摩さん、ちくま文庫の「吾妻ひでお童話集」、再版してもらえませんかねぇ。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。1950年、北海道生まれ。1970年代に『ふたりと5人』『やけくそ天使』などで人気作家に。その後、不条理漫画や自費出版の同人誌「シベール」でおたくの教祖的存在になるも、80年代末から失踪やアルコール依存症を繰り返す。その体験記『失踪日記』で、日本漫画家協会大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門を受賞、話題に。

「2015年 『文庫 逃亡日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吾妻ひでおの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×