マンガのあなた SFのわたし 萩尾望都・対談集 1970年代編

著者 :
  • 河出書房新社
4.09
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本棚登録 : 322
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309273075

作品紹介・あらすじ

1970年代に行われた貴重な対話が一冊に。イラスト&解説文も多数掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 比較的古いもの中心なので、昔の様子が分かって興味深い。
    今の漫画とは比べ物にならないくらい一般常識が違う中で描いていた人たち。
    歴史があるなぁって思う。
    やはり羽海野さんとの対談くらいになると、なるほどーと分かる事も多くてより楽しい。
    わたなべまさこは意外でした。
    それにしても漫画家さんてすごく考えて漫画を描いているのに
    世間では適当に描いてるんだろくらいに思われてる気がします。
    そんなに甘い職業じゃないよね。
    適当な人は適当故に面白くないのがすぐわかるしね。
    偉大な大先輩の足跡ってことで☆多め。

  • 大大大好きな萩尾望都センセの1970年代の対談集。
    相手は手塚治虫氏や美内すずえ氏など7名+ハチクロの羽海野チカ氏。

    1970年代というと、私が生まれる前。
    その時すでに「ポーの一族」や「トーマの心臓」が
    存在しているということが、腑に落ちない。

    だって、今なお新しいし!!

    漫画家同士の対談は、構図がどうの背景がどうのってマニアックな内容。
    そうか、そこまで考えて作り込まれているのか…(当たり前か)。

    さて、望都センセの漫画読み直そうっと。
    1980年代以降の対談も待ってます!!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「今なお新しいし!!」
      うんうん、「ポー」は何度読んでもゾクゾクします。
      対談集80、90年代と出ましたけど2000年代もあるのかなぁ~
      「今なお新しいし!!」
      うんうん、「ポー」は何度読んでもゾクゾクします。
      対談集80、90年代と出ましたけど2000年代もあるのかなぁ~
      2012/12/27
    • みさん
      90年代の対談相手が、とうとう私がリアルタイムで知っている方々になってきました。
      90年代って、最近だと思っていましたが…実はけっこう昔だっ...
      90年代の対談相手が、とうとう私がリアルタイムで知っている方々になってきました。
      90年代って、最近だと思っていましたが…実はけっこう昔だったんですね…。
      このままいくと2000年代も出るでしょうね。でも、最近すぎるので、2020年代になってからの方が、タイムマシン感があっていいかもしれません(^^)/
      2013/02/13
  • マンガの裏話や、萩尾さんのことが、いろいろ知ることができて、貴重な一冊です。

    本屋で衝動買いして、本当によかった!

  • 涙が出るような帯。このイラストを何度見かえしたことでしょう。「プチコミック」創刊号。1976年。

    • とーまさん
      とても素晴らしいことを教えていただきました。
      感動的な再開に、想像するだけ胸が熱くなりました。
      とても素晴らしいことを教えていただきました。
      感動的な再開に、想像するだけ胸が熱くなりました。
      2012/05/09
    • dahnagntl_Nfree1stさん
      とーまさん、よかったです。望都先生とその作品たちが人生に与えてくれた豊かさをふりかえると、ほんとうに胸がいっぱいになります。大人になったいま...
      とーまさん、よかったです。望都先生とその作品たちが人生に与えてくれた豊かさをふりかえると、ほんとうに胸がいっぱいになります。大人になったいま、エドガーがあのときに、ユーリがあのときに、帰らない過去に思い馳せていた気持ちが少し実感できるようになったかも…
      2012/05/10
  • これは一度読みかけたのだけど、最初の手塚治虫氏との対談がもう一つで、放り出してしまってた。なーんか「女コドモ」を侮った感じがそこはかとなく漂っているような…。まあ、この対談の時モト様はまだ二十代の娘さんではあるし、私は手塚氏にほとんど思い入れがない分、モト様に肩入れして読むせいかもしれないが、読み返してもその印象は変わらず。

    やっぱり面白いのは、水野英子先生、美内すずえ先生との対談だ。水野先生は少しお姉さん、美内先生は同年代の仲良し、いずれも「同志」という感じで、和気藹々と話がはずんでいて楽しい。

    水野「たぶん、中世でしたら漫画家は魔女だと思われますよ」
    萩尾「ああ、そうですね。あまり強そうじゃありませんけどね(笑)」
    水野「どこか、ぬけてますけどね(笑)」

    (幼い頃の話を、と促されて)
    萩尾「私はね、お人形遊びとか、お絵描きとか、近所の子に交じって縄跳びなんかもしたりしてたな」
    美内「へーっ、すごくまとも!」
    萩尾「ええっ、あなた何やってたの!?」
    美内「ロビンソン・クルーソーごっこ」

    最後の新規の対談は羽海野チカさん。羽海野さんもまた大の萩尾ファンで、「萩尾先生とお話しできて嬉しい!」という気持ちがひしひしと伝わってくる。

    萩尾「(『ハチクロ』を)初めて読んで、すごくかわいい世界で、大好きになりました」
    羽海野「わぁー!わぁー!」

    お二人は、マンガの構図のことやセリフ、背景、ポーズなど、制作上の工夫について熱心に語り合っていて、ここは絵のうまい(あらためてこう言うのも何ですが)人同士のこと、非常に読みごたえがあった。また、はぐちゃんのもとがメリーベルだったとはね。「はぐちゃんの方がかわいいけどね」などと萩尾先生はおっしゃるのである。

    手塚氏との対談時の写真が第1章の扉に載っている。モト様、若いなあ。当たり前だけど。一般に言う美人とは少し違うと思うが、何と言ったらいいか、精神的なお顔で、すごく惹きつけられる。

  • 萩尾望都対談集 1970年代編。対談相手があまりに豪華すぎて震えた。
    手塚治虫、水野英子、石ノ森章太郎、美内すずえ、寺山修司、小松左京、松本零士、羽海野チカ。
    最初の三人でかなりおなかいっぱいな感じだったけど、最後まで読んでよかった。思いがけずすごいボリューム。


    羽海野チカさんのみ70年代でなくごく最近の対談ですね。
    羽海野さんが「この娘うります!」の原画を買った件、驚きの裏話でした。

    この娘~の中では個人的にも印象深い『教授が聞いた。「オームの法則をだれがつくった?」そばにいたかごのオウムが答えて オーム!』あの名台詞のあるシーン。この1ページが盗難、転売されていたのか。許せない。でも羽海野先生が買ったおかげで萩尾先生の手に戻ってよかった。
    思わず持ってた本を確認したよ。赤本じゃないけど。そのあたりの本も持ってないと意味不明な話。なるほど、確かにこれは、印刷の印刷って感じ。
    最初は雑誌で、原画が使われたのはこのときだけだったんだろうか。
    持ってたのは1996年初版の文庫本。再版やあとでまとめた本がもしあるのなら確かめないと。1997年以降の印刷物は再度原画が使われたんだろうか?

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「確かにこれは、印刷の印刷って感じ。」
      興味深い話が載ってるんですね、、、
      萩尾望都対談集の前に「この娘うります!」が読みたくなってきた←
      「確かにこれは、印刷の印刷って感じ。」
      興味深い話が載ってるんですね、、、
      萩尾望都対談集の前に「この娘うります!」が読みたくなってきた←
      2013/07/29
    • きゆさん
      なんの前知識もなしにいきなりそんなことが書いてあるので本当に驚きました。
      そういえば70年代とあるのに羽海野チカ先生が入ってるのに違和感を感...
      なんの前知識もなしにいきなりそんなことが書いてあるので本当に驚きました。
      そういえば70年代とあるのに羽海野チカ先生が入ってるのに違和感を感じなくもなかった。
      たしかに先に漫画を読んだほうがわかりやすいかも。でもあとで見直すのもアリです。
      2013/07/29
  • 語りおろしの第8章以外、初出は1976~78年。ほぼ1ページおきに掲載される対談者作品の名シーン。これだけの資料を一冊にまとめた編者の情熱に感服。そして感謝。 対談者の個性あふれる問いや話の展開をベースに、読んできた作品や興味のある事柄を交えつつ、モー様(萩尾望都)の漫画家としての歴史も知ることができる、見事な構成だと思いました。ファンは勿論、漫画が好きな方にも大変おすすめの一冊です。

  • 手塚治虫がひどい…なんか嫌いになっちゃった。
    他の漫画家、特に女性の漫画家を馬鹿にしているよなーって感じがした。

    寺山修司はすごい色気。
    たぶん、編集が入っているんだろうけど、萩尾望都にお題を投げかけながら、
    自分はのらりくらりとかわしている感じ。

    松本零士は漫画が好き-!って感じ。

    番外編の羽海野チカは現代のなのでわかりやすかった。

  • 対談相手は、手塚治虫、水野英子、石ノ森章太郎、美内すずえ、寺山修司、小松左京、松本零士、羽海野チカ。羽海野さん以外はすべて70年代の対談で、すでに鬼籍に入られた方も半数くらいいらっしゃいますが、それにしても豪華メンツ!同業の諸先生方はまだしも、寺山修司ってのは異色ですよね。どの対談も面白かったです。

  • すごい!大御所さんとの対談、新鮮な気持ちで楽しめました。いまこの本が出てくるところが面白いなぁって思いました。図書館。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞多数。

「2017年 『美しの神の伝え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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