エンニオ・モリコーネ、自身を語る

制作 : 中山 エツコ 
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 24
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309274331

感想・レビュー・書評

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  • エンニオ・モリコーネは、『ニュー・シネマ・パラダイス』やマカロニウエスタンの楽曲で知られるイタリアの映画音楽家である。

    著者のアントニオ・モンダが彼にインタビューをする形式で構成されている。だから、モンダ目線の箇所もいくつかある。

    セルジオ・レオーネやピエル・パオロ・パゾリーニとの関係や音楽に対しての思い、趣味等も語っており、また、クエンティン・タランティーノの映画の知識量に驚愕する等、これ一冊でエンニオ・モリコーネの事が分かるような気がする本である。

    しかし、彼の年齢的な部分もあるだろうが、故人を悲しんで語っている場面も多く、そこは少し重くなったな。

  • あのモリコーネが語る、の割にデータ的資料に乏しいとか、単に文量が少ないとかいう意味で肩透かしをくらった方もいるんじゃないかしら。しかし、多作なモリコーネではありますが案外同じ作品や人物を繰り返し語っていて、どの辺に本人がこだわりを持ち続けてきたか、っていう何気に一番大事なことが少し分かるんじゃないかとも思います。あまりに作品が多いんで影武者がいるんじゃないかと思ってましたがそれは違うのね…。正常にやばいことできるってのはジョージ・マーティン的で、これも素養の高さのなせるわざ。

  • 【選書者コメント】映画音楽のすべて!

  • モリコーネの作曲者の仕事は長く、この本で知りたい作品に触れられてるのは少ない。
    一番語られてるのはレオーネの事だが、それでも全体の1%程度だ。
    ブルーノ・ニコライと袂を分かったのはP230「ひとつ、否定的な意味で驚いたことがあります。特にアメリカではそうなのですが、自作のオーケストラ用の編曲を自分ではしない作曲家が多いのです」がヒントになっているのだろうか?
    訳者が人名をイタリア語の発音で表記するのをどう受け取るべきか迷ったが、P16に「アンナ・フランク」という表記を見つけてから訳者の怠惰と思う事にした。

  • モリコーネが好きなつもりでいたのだが、そのわりには知っている映画よりも知らない映画の方が全然多いことにびっくり。
    そして、本人は、映画音楽の作曲家になろうとしているつもりもなかったということも驚き。
    モリコーネの自宅の色と同じ空色の本が、とても印象的。
    イタリア人のわりには、随分几帳面というかきちんとした人という印象とか、モリコーネの人となりが分かって少しだけ彼に近づけた気がする。
    モリコーネの音楽集が欲しいなあと思って探したのだが思った以上に出ていないことがわかって残念。
    これからはまた映画を観るときにまた違った視点で観てみれる気がした。

  • やっぱりエンニオ・モリコーネと言えば、マカロニ・ウエスタンの研ぎ澄まされた感じのメロディかな。。。

    河出書房新社のPR
    「『荒野の用心棒』『ニュー・シネマ・パラダイス』……数々の名作映画の音楽を手がけた映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが、自身とその音楽、映画界での交友などを存分に語る。映画ファン必読の1冊。」

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著者プロフィール

1928年、ローマ生まれ。作曲家。映画音楽の巨匠。87年に『アンタッチャブル』でグラミー賞、07年にアカデミー賞名誉賞を受賞。音楽を手がけた映画に『荒野の用心棒』『ニュー・シネマ・パラダイス』他多数。

「2013年 『エンニオ・モリコーネ(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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