キム・イル 大木金太郎伝説: 海峡を越えた原爆頭突き

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309274355

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  • 昭和プロレスマガジン55号
    から始まった連載「大木金太郎の流浪人生」。大木金太郎
    というプロレスラーは昭和プロレス好きにとって実に魅力
    的な研究素材。国交の無かった時代に韓国から密航し、力
    道山の弟子になる、というだけでも興味深いのに、コレに
    和を掛けて面白いのが韓国マット界の暗黒過ぎる歴史。お
    そらくこの連載で、その辺りが鮮明になっていく、と思う
    のだが。

    この連載記事について、参考文献が幾つか記載してあった。
    既に所持している本もあったのだが、今後の予習の為に改
    めて入手した2冊のうち1冊がこの本。史実をしっかり調べ、
    さらに大木の周辺人物たちに細かなインタビュー取材を敢
    行。結果、かなりしっかりしたドキュメント作品に仕上が
    っている。

    ちなみにこの本はおそらく絶版になっており、古本を当た
    るしか無い。僕は幸いにも2,000円程度で購入出来たのだ
    が、今Amazonを調べると中古品で28,000円(!)から、
    という高値が付いている。昭和プロレスに興味のある人は
    手に入れておきたい書籍なのは明白、そういう人たちは資
    料に金を惜しまない(^^;)。ちょっと時期がずれていたら、
    おそらく僕も数万円を使っていた可能性大である(^^;)。

    普通に手に入って本当に良かった。
    もう1冊はまた別の機会に。

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著者プロフィール

書籍、雑誌の編集を経てフリーライターに。内外の社会事象を幅広く扱う。主著に『韓国の「変」コリアン笑いのツボ82連発!』、『韓流ドラマ、ツッコミまくり』、『にほん語で遊ぶソウル』、『美味しい韓国語』などがある。

「2013年 『キム・イル 大木金太郎伝説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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