グアルディオラ主義: 名将の戦術眼は何を見ているのか

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309274690

感想・レビュー・書評

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  • バイエルンにグアルディオラが就任したシーズンの時期に書かれたもの。著者のなぜバイエルンを選択したのか考察は流石としか言いようがない。また、次の就任先も的中してますしね。
    内容はバルサスタイルの起源、バイエルンの起源などが書かれている。戦術についても書かれている。
    ベッケンバウアーのバイエルンの入団話を知り、割と現在のサッカーチームの立ち位置は、1人の選手により大きな影響をうけてるんだなと感じた。

    あとビエルサの語録が面白い。どこまで戦術マニアなんたよw

    自分はこれまで2万5千試合のビデオを分析したが、サッカーの歴史上戦術というのは28種類しかなく、そのうち19種類は守備的なもので、残りは攻撃的なものだ。

    あらゆる試合を見てきたけれども、どうしても126番目は見つからない。

  • 前回のものより、客観的な視点である。サッカーの歴史にも触れられており、図も見やすい。ただ、グアルディオラ個人に密着しているのは、前回のものだろう。

著者プロフィール

1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、会社員を経て、学研『ストライカー』の編集部勤務。95~98年にフランスのパリに住み、欧州サッカーを取材。02年にフリーランスとなる。06年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載中で、同誌が主催する各種サッカーイベントにも多数出演している。趣味もサッカーで、東京都シニアリーグで現役続行中。主な著書に『サッカー戦術クロニクル』シリーズ、『スローフット』、『1974フットボールオデッセイ』(双葉社)、『戦術リストランテ』シリーズ(小社刊)など。

「2020年 『戦術リストランテⅥ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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