内なる創造性を引きだせ

  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309275048

作品紹介・あらすじ

世界的ベストセラー『脳の右側で描け』の著者が、創造性の秘密を解き明かす!
待望の新訳が登場。読みやすくて、わかりやすい!

「創造性」は特別な人が持っているものではなく、誰もが持っているもの。
その引き出し方と活用方法をわかりやすく解説しています。

なるほど!そういうことだったのか!誰でもそんなうれしい瞬間を味わったことがあるでしょう。
頭のなかにパッと電球が灯るあの瞬間、つまり、創造性にともなう「アハ!体験」です。
ところで、創造性とはなんでしょう? それは問題解決をうながす力であり、効果的な意思決定を導く力であり、人間の願望や知性のニューフロンティアを切りひらく力です。
世の成功者たちは、ひらめきの電球のスイッチをいつでも入るようにしておくことで自身の創造力を活用する方法を身につけています。

全米300万部・17カ国に翻訳された世界的ベストセラー『脳の右側で描け』の著者ベティ・エドワーズが、創造性のプロセスの秘密を解き明かし、日常の問題に応用できるように手助けしてくれています。

でも、いったいどうやって? デッサンの力を使うのです。著者の指導にしたがって、特別な芸術的才能を必要としない簡単な実習を1つずつこなしていけば、問題を新しい視点から見ることができます。この本は視覚による思考力を駆使した創造力開発のためのプログラムとして前例のない効果をあげるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 感情など可視化され得ない非物質的なものであっても人間がそれに対して持っているイメージは共通する部分がある(描くことによってわかる)のが興味深かった

  • 大崎Lib

  • 絵を描くこと、創造性を発揮すること、見直したい人が読むと発見があるかもしれない。右脳も左脳の話としているが、ヒトの偏見が如何にこれらの邪魔をしているかを述べている。
    絵を描きはじめると誰でも最初は必ず下手である。それ故みんな挫折する。視覚情報はかなり多量であり、それを効率的にさばくためにかなり高度な画像認識処理で端折っている。この能力が逆に見たままを描くことを阻害してしまう。私の経験からもそれを取り除くには、絵を描き続けるしかない。
    一方創造性も似たようなところがある。関係なさそうな事でもとにかく頭にいれておく。解きたい問題のことをとにかくイロイロな視座で見る。そしてしばらくほっておく。そうするとある時、ある要素とある要素が組み合わさり解決する。
    子供が同じ事を繰り返すことで学習するのと同じで、思いつきも脳の試行錯誤から生じるのだとおもう。結局のところ、繰り返し数をこなすこと無しに、デッサン力の進歩や想像力の向上も無いのた。

  • 問題解決をうながす力や効果的な意思決定を導く力であり、また人間の願望や知性のニューフロンティアを切りひらく力である創造的な潜在能力を十分に引きだし、応用する方法を紹介する一冊。

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著者プロフィール

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の美術学部の教授を引退し、大学や美術学校等で定期的に講演をしている。UCLAから美術、教育、認知心理学の博士号を取得。TV番組や多数の出版物にて紹介されている。

「2020年 『色彩・配色・混色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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