代打の神様: ただひと振りに生きる

著者 : 澤宮優

• 河出書房新社 (2014年12月24日発売)

感想・レビュー・書評

[cozyconanさんの感想 · 2015年5月18日]

渋い。いぶし銀の選手たちの話。ゲームの主役はエースピッチャーやクリーンナップが主だろうが、ひと振りで一打席のピンチヒッターが主役に躍り出ることもある。そんなひと振りにかけた代打稼業の選手たちの話に心を打たれた。

[take9296さんの感想 · 2015年5月17日]

広永選手の東京ドーム１号本塁打は、私、観戦中の出来事です。いまだによく覚えています。

[u39recさんの感想 · 2015年3月20日]

矜持が感じられて良かった

[河出書房新社さんの感想 · 2014年12月25日]

流れを読む、初球から行く、一発で決める、挽回はできない、これぞ代打の神髄四箇条。高井保弘から桧山進次郎に至る決定版代打列伝ベスト10。

著者プロフィール

澤宮優（さわみや・ゆう）　ノンフィクション作家。1964年、熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に『巨人軍最強の捕手』（晶文社）で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。主な著書に、『バッティングピッチャー』、『炭鉱町に咲いた原貢野球』、『昭和十八年 幻の箱根駅伝』（以上、集英社文庫）、『世紀の落球』（中公新書ラクレ）、『イップス』（KADOKAWA）、『戦国廃城紀行』（河出文庫）、『暴れ川と生きる』（忘羊社）、『集団就職』（弦書房）など多数。

「2023年 『「二十四の瞳」からのメッセージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」