山口小夜子 未来を着る人

制作 : 東京都現代美術館編 
  • 河出書房新社
4.04
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本棚登録 : 114
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309275888

感想・レビュー・書評

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  • 展覧会図録と思えない充実振り。しかし小夜子さんのことだから写真はもっともっとあるんだろうな。写真集もエッセイも絶版、古書で凄い値になってるので、これは買い!

  • 良かった!!この時代でも新しい。
    もうちょっとボリュームあっても嬉しいですが!
    小夜子さんのような女優やモデル、最近見かけないように思います。不景気だと尚更、無難に可愛い女の子、が男にも女自身にも流行るよなぁ、ロングヘアに露出は多すぎない、甘い感じの服装に優しい化粧の。

  • 山口小夜子 未来

    身体は心の真の衣服
    着替えることができない身体だからこそ大切にしたい

    わたしたちは一人では生きていけない
    だから自分のことだけ考えるのではなく 他に対して心を向けて欲しい 諦めず見返りを求めず接してみて水や植物鉱物動物機械そして人間に対して。自分中心になりがちの中で、他の物や人の立場に置き換えてみる心がほんの少しでも生まれたら、素敵でかっこいいことです。その心が幸せへの第一歩であり、ファッションなんです。私は今いろいろなジャンルのアーティストと切る意味をテーマに実験的なパフォーマンスのコラボレートを試みていますが、いつかどこかでそのような心を持つ君たちと出会いたいと思っています。

    小夜子にとって、モデルの仕事とは、デザイナーが服に込めた意図を自らの体を持って解釈し直すと言う、他者との能動的なコラボレーションを指しました。(何でも着られる)と言う小夜子にとって切ると言う行為自体が外界に対する身体的な音コラボレーションを意味していたといえます。映像を切る空間を切る。晩年心も身体を切るのだと言った彼女にとって、キルトは存在することそのものを指すようになります。

    写真家とモデルの一騎打ち

  • 山口小夜子さんと同じ誕生日であることがわたしの唯一の誇りである。
    山口小夜子さんの切れ長の目は実は化粧によって緻密に作られたものであり、本当は二重まぶたのぱっちり目なのだ。そういえばマリリン・モンローのあの唇も何種類もの口紅を重ねて作られていたのだっけ。そういう、決してナチュラルとは言えない「飾られた美しさ」に、美しくあるということはどういうことなのかを考えるヒントがあるような気がした。

  • こんな人が、1970年代にいたのか。なんとも不思議。リアルタイムで見ていないのがもっと不思議。

  • ファッション
    写真

  • 美しい人だ。モデルを体現した人だ。凄み。

  • 映画「氷の花火」を観て山口小夜子という人に興味を持ったので購入。

    東京都現代美術館が編集しているということで、もうすこし高質なものを期待していたが、個人的には期待外れでした。
    映画の映像はよかったんだけどな。。。

    払ってもいい金額:1500円

  • 子どもの頃、CMに映し出された言葉では言い表せない美を表出していたこの人。心ひそかにあこがれていました。

    生き物であって生き物でない。地球上に存在しながら魂は別のところにある感じ。美人薄命。

    残念なのは本で見ると動きがなく、じっと見ていられるから彼女の人間らしい一面が垣間見られる。
    彼女の痩身に夢や希望や活動とか意思があったのがわかるとちょっと身近になった。
    そこが問題でそのまま誰か知らない月の住人のままでおいた方がわたしにはよかったかも。

    時代がこの人を求めた。この人のいた時代は未来を信じられた時代の気がする。

  • 【新着図書ピックアップ!】山口小夜子さんを知っていますか?1970年代世界のトップモデル!切れ長の眼、黒髪のオカッパヘア、西洋的な美しさに憧れていた日本人に、東洋的なこれぞ日本人の美を魅せてくれました。
    昨年4月に開催された、東京都現代美術館の展覧会に関連して出された本です。
    "Sayoko YAMAGUCHI--the Wearist, clothed in the Future"

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