秘島図鑑

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 313
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309276151

作品紹介・あらすじ

秘島とは日本の「超」孤島。無人島で交通手段のない遠く離れた31の秘島から、今の日本が見える。本邦初の行けない島ガイド!

感想・レビュー・書評

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  • 行けない島、住民がいない島のガイドブック『秘島図鑑』。なかでも「とびっきりの秘島」2選!|BE-PAL
    https://www.bepal.net/book/25288

    秘島図鑑 :清水 浩史|河出書房新社
    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309276151/

  • ほぼ無人島、更に絶海の孤島で上陸は不可能。
    それらに伝説の島や奇岩も含め、「秘島」として紹介。
    I部 秘島 ガイド編・・・31の秘島を各々4ページに、
        見開きで島の画像とデータ、島の歴史、自然、現状を掲載。
        北方四島・竹島・尖閣諸島はまとめて7ページ。
    II部 秘島 実践編・・・秘島を身近に感じる手立てを思いはせる。
    秘島には、行けなくなる歴史と理由が存在します。
    それは、単に遠いだけではありません。
    瀬戸内海や鹿児島、沖縄に近い島だってあります。
    自然の脅威、戦争、獲り尽くされた資源、政治・・・様々な
    経過により秘島となってしまった状況が綴られます。
    沖ノ島のような信仰の島も含まれます。
    とりわけ人の富への欲望は計り知れないもの。
    硫黄、リン鉱石、石炭、銅、そしてアホウドリ。
    掘り尽くされ、乱獲された結果の無残なこと!
    そんな島々への夢想・・・幻の南波照間島への想いのように、
    誘ってくれる指針となる本でした。参考文献もかなり骨太。

  • BookBarという本で杏さんが紹介されていて面白そうだったので読んでみたが、想像以上に著者の秘島への思いが熱い本でした(笑)

    秘島にも色々あって、人が住んでいた歴史のあるところから、岩しかないところまでと、私自身知らない所がほぼ全部で、へぇーと頷きながら読み進めました。

    写真も載っているので何となく秘島を旅したような感覚も覚えたり。
    それでも著者はより秘島を感じる方法を熱弁していますが、私には十分に謎めきと寂しさと時には神々しさを感じれて読んで面白かったです。
    行けないからこそより求めてしまう、そんな魅力が秘島にはあるのかもしれませんね^^

  • 日本周辺に存在する「秘島」のガイドブック(ほとんどの島がカラーで紹介されている)。北海道から沖縄までの秘島を中心に、他国との領土問題で近年話題の北方四島・竹島・尖閣諸島まで日本近辺のあらゆる秘島が紹介される。「硫黄島」「鳥島」の2つは同じ名称の島がたくさんあるそうだ(硫黄が取れる島は硫黄島、鳥が多い島は鳥島と名付けられることが多かったそう)。歴史的に第二次世界大戦の影響を受けた島が多い(大戦中の疎開により無人島化した等)のも興味深い。

  • 100%無人島で秘島感たっぷり

  • 単なる無人島ではない、行きたくても行くことができない無人島。それらを秘島として紹介している本。
    二部構成で1部は秘島ガイド編。見開きで島の上空からの写真と、その次の見開きでその島の概略や歴史など。2部は秘湯ガイド実践編。無人島でも本籍地を置くことはできる、領土問題などなど。岩を島へアップグレードの話は知らなかった。
    Google Mapで見て何となく離島萌え~だったのが、その島の背景も併せて読むことで、単なる離島ではなく日本の歴史や領土問題がかなり関係しているという認識になる。そして離島開発は日本の開拓史でもある。資源の枯渇→放置、放棄になってしまった島が結構あるが、現存の離島とその周辺の資源はそうならないように努力することはできる。珊瑚を盗って行くような国から守ることも含めて。著者はそういうことを意図して作ってはいなかっただろうけど、結果としてそういう本にもなっているんじゃないかと思う。

  • 日本の領土に属する幾多の島々において、絶海の孤島的存在を秘島と称し、それぞれの歴史的背景などをまとめた一冊。

    各秘島の解説については、インターネット上の情報量に及ばないものの、カラー写真とともに体系的に構成されているあたりに、書籍としての意味があると思う。

    それでも、後半の秘島実践編は個人ブログの域を出ない日記調の文章が退屈に展開されており、やや蛇足気味。

    秘島の趣旨からは外れてしまうかもしれないが、少数しか住んでいない小さな島々を、民俗学的な観点からまとめた「完全版」の刊行に期待したい。

  • ☆写真でみても、すごいな。

  • 小さな島の物語から、国境や海洋資源の問題まで。島国・日本の本質が見えてくる、33の秘島ガイド!(Amazon紹介より)

    「秘島ガイド!」と紹介しておきながら、現在まともな手段で行ける島はほぼありません笑 しかし、驚きなのはそのような島にもかつて人が住んでいたという事実があることです。「DASH島」もその一例ですね。
    島は不便ですし、仕事も少ないので、今後も人口減少が続くと、無人島がどんどん増えていくのだと思います。それは自然にとっては良いことかもしれませんが、領土を形成するという意味で、国としては問題もあると思います。誰かに不便を強いることはできないため、一極集中が進むことはやむなしなのかもしれませんが、悩ましい問題だと思います。

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著者プロフィール

1971年生まれ。早稲田大学水中クラブに所属しダイビングインストラクター免許を取得して以来、国内外の海と島の旅を続ける。著書に「日本人が行けない」島々を紹介した『秘島図鑑』(河出書房新社)などがある。

「2019年 『幻島図鑑 不思議な島の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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