義太夫を聴こう

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 29
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309276502

感想・レビュー・書評

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  • 歌舞伎を見てて、義太夫が何を言ってるかよくわかんない、とか、浄瑠璃での踊り(道行など)は雰囲気でしか見てない、という人にはとてもよい解説書。義太夫がどんなことをどんなふうに言っているかとても丁寧にわかりやすく教えてくれる。歌舞伎好きにはとてもおすすめ。

  • 橋本治の浄瑠璃を読もう』に続く第二弾ですが、さすが橋本治という作品です。彼は現代の日本の五本の指に入る思想家、教養人です。ルネッサンス期ならばヒューマニストなんですけどね。最近は歌舞伎や文楽を楽しむ時間がふえたのですが、まだ頭で理解しようとしてしまいます。本当の教養になってないです。

  • こういう本はすぐに読めますねん。好きやから。著者の橋本治さんには『浄瑠璃を読もう』(新潮社、2012年)という本もあって、これもものすご面白い。文楽のお姫様は○○やることしか考えてヘンとか、文楽の二枚目は情況に流されるだけの歯がゆいヤツばっかりとか書いてあって、文楽にはまり始めた頃に読んで、より一層文楽にはまり込みました。この人の近松論は”ナラホロ”と感心します。文楽は三業といって、人形、大夫(浄瑠璃=語り)、三味線で構成されてんにゃけど、どうしても人形に目が行って、それから浄瑠璃に関心がいって、三味線というのがどうしても最後になるのね(私の場合)。というか、三味線はずっとなっているんだけど、良いとか悪いとかがも一つようわからん。この前『ニッポン文楽』にいったら文楽の解説があって(この手の解説は何回も聞いてんにゃけど)三味線の鶴津清丈さんがしゃべって(これが面白ろかった)、「三味線は目立たん」とぼやいてたけど、まあそやろと思たわ、正直。橋本さんは音を体に入れろという。わかったようでわからんけど、今度はそうしてみよう。橋下治さんはおんなじ「はしもと」でも橋下とは大違いで深い教養を感じる人です。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。イラストレイターを経て、77年小説『桃尻娘』を発表。『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

「2018年 『おいぼれハムレット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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