- 本 ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309278285
感想・レビュー・書評
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あまりにばかばかしいタイトルに一目惚れ。
見るたびに嬉しくなる。
ある日、みかんが眠っている間に、実が外の世界へ逃げ出してしまう。皮は必死に実を探す。
その道中、みかんの皮は他にも、実に逃げられたピーナッツや、実に逃げられて瀕死の状態で道に横たわっている(笑)バナナと出会ったりする。
猿の群れを見かけた直後、みかんの実たちの声を聞きつけたみかんの皮が走り寄っていくと、実たちはなにものかに捕まっている。
そいつのシルエットは実を頭の上にのせて走ったり、おてだまをしたり、へその上にのせたりしている。
この時点でたいぶ噴き出していたのが、それに追い打ちをかけるように、すっとぼけた少年が登場。笑いすぎて脇腹がつりそうになった。
けっきょくすっとぼけた少年は実を返してくれ、皮はひと安心。めでたしめでたし、というわけだ。
じつは吉田戦車の漫画を1冊も読んだことがない。今更だけど、これはもう読むしかない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「伝染るんです。」の漫画家吉田戦車のナンセンス絵本。
逃げた「身」を探すため、主人公のミカンの「皮」があちらこちらと走りまわる。途中で出会うピーナッツの殻、バナナの皮、人間の子どもとのやり取りが面白い。最後は無事に収まって一件落着? -
2022.12.1 2-3ち
5分弱 -
2022.12.1 2-3
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4分58
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存在を知って読みたいと思ってたら長男が図書館で借りてきてくれて感動
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4歳の娘に。「かわ」が「み」を探し回るなんて初めて!ユーモアのある文章と展開で、とっで魅力的なお話です。絵本が欲しくなりました。
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吉田戦車の作品





