悠久の宙(そら)

著者 :
  • 河出書房新社
4.29
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本棚登録 : 84
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309278940

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙の展示。とてもわくわくする。こういう創造性を発揮する彼らを、
    僕は「すごいなー」と思うのだ。
    僕は、小学4年生のとき、担任の先生が紹介してくれたホーキングの本を読み、
    それから天体が好きになった。5年生になるころには、先生より知識が多く
    なっていて、身近な場所で僕と話が合う人は一人も居なくなった。
    学べば学ぶほど、僕は孤独になり、
    進学すればするほど、いつか友達ができると信じていたけれど、
    そんなことはなかった。
    朗読も、哲学も、文学も、芸術も、信仰も、教育も、宇宙も、
    いつかきっと僕の中でつながっていく。

  • 偶々、太陽の光を受ける時間があるとか、
    スイッチをつければ光る人工的な灯りとか、
    そんな明るさに守られ続け、
    そういえばすっかり忘れていた。

    私達は本来、暗闇に包まれている事を。
    辺りには命の気配無し。
    いるのは、好んでこの地に来た自分たったひとりだけ。
    胸に溢れ来る思いが、言葉と化して零れ落ちる瞬間、闇に全て飲み込まれてしまう。
    万物完全否定なこの空間で、ただ透明な命の塊として漂える時間が愛おしかった。

    • kaze229さん
      「闇」があるからこそ「明」が愛おしい。
      確かに、闇の中に灯された一本の蝋燭の揺らぎはなんともいえませんものねぇ…
      「闇」があるからこそ「明」が愛おしい。
      確かに、闇の中に灯された一本の蝋燭の揺らぎはなんともいえませんものねぇ…
      2018/03/13
    • MOTOさん
      そもそも光が無ければ、命の誕生も無かった気がしませんか?生まれる前の記憶が灯りを求めているせいなのかなぁ。
      あ、でもそうすると深海魚はどう...
      そもそも光が無ければ、命の誕生も無かった気がしませんか?生まれる前の記憶が灯りを求めているせいなのかなぁ。
      あ、でもそうすると深海魚はどうなるんだろう?なんて。(笑 謎は果てしないです♪
      2018/03/14
  • とても美しい。

  • 幻想的な風景に心奪われるとともに、冒険好きな子供心が刺激されて、たまらなくワクワクする。
    ここに行ってみたい、こんな風景を見てみたい。
    ページをめくるたび、旅に出たくなった。
    写真に添えられた一言コメントもGood.

  • KAGAYAさんが切り取る彩度高めの世界がとても好き。
    特に向日葵に雪が積もった写真から不思議な魅力を感じてとても惹かれた。

  • 綺麗だけど思ったより感動しなかった

  • KAGAYAさん写真集、第3弾!
    今回もページをめくるたび、ふぉぉお…となってしまう。
    素晴らしく美しい写真たちをみて、どこか違う世界へ連れて行かれるような気分になる。
    でも間違いなくそれはわたしたちが住んでる地球の風景で。地球って美しいな。

    「桔梗色の旅路」「夜明け色の宝石」「雪のヒマワリ畑」がお気に入り。

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著者プロフィール

1968年生まれ。Twitterフォロワーが90万人超の星空写真家。プラネタリウム映像クリエイター。写真集に『天空への願い』『Starry Nights』、入門書に『星空の楽しみかた』など多数。

「2023年 『KAGAYA ポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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