- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309284774
作品紹介・あらすじ
どんな方法を試しても片づかない…。
そんな「片づけブルー」は、もう卒業!!
「思いがけない臨時収入があった」
「願ったことが、すごいスピードで叶った」
「体調が良くなった」
――すでに驚きの声が続々!
片づけとは、「カタをつける」こと。
自分の“想い”に決着をつけてこそ、本当の意味での片づけを実現できるのです。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
あなたのお家の、お部屋やクローゼットの中、机の上の状態は、あなたの心の奥底の状態が「素・濃く」なって、現実に現れたもの。あなたの心の深い部分がキチンと片づいていれば、身の回りが片づかないはずはないのです。逆に言えば、身の回りを片づけることは、同時に心の内側を片づけることに直結します。
EX/結婚を望みつつ常に部屋を散らかしてしまうひとり暮らしの女性。
「自分には愛される価値がない」→「彼と親密になると本当の自分の姿がばれる」→彼を自分の部屋に呼ぶのが怖い」→「呼べない正当な理由として部屋を散らかす」
片づけられない人とは、過去の思い出を握って手放せない、過去の思いに決着をつけることができずに、縛られてしまっているのです。
片づけるとは「カタをつける」。「過去の思いに決着をつける」ということ。「過去の思いに決着をつける」のは、前を向いて歩いていくため。
高級ブランドショップの陳列数が少ないのは、その希少性に価値があるからです。
(略)これらの場所に共通するのは、贅沢な「間」のとり方。「何もない空間」が多いということ。実はこの「何もない空間」にこそ、本当の豊かさが詰まっているということを、私たちはちゃんと感じ取っている。
豊かな家ほど、床が見えている部分の割合が大きくなります。貧しい家ほど、家具や家電、寝具で部屋が占領され、床にモノやゴミが散乱し、足の踏み場もないような状態に陥ります。
社長のデスクの上がモノで埋め尽くされている会社は、自転者操業に陥っている可能性が大。現状維持が精一杯で、将来性に乏しいと言えるでしょう。
「下座業」
自分を人よりも一段と低い位置に身を置き修行に励むこと。
パワースポットはズバリ日本!!
日本列島の形は、まさに「龍」そのもの。
「手放すこと」「手放す喜び」を知らないと、人生の後半生を存分に愉しむことはできません。
片づけるを後回しにしたり、放置しているのは、人生に対する怠慢であり、逃避行為だと指摘されても仕方ありません。
何かに「執着」している限り、どこにも行けない「終着駅」?
生きることと、片づけはイコールなのです。
片づけられない原因は、モノは場所にあるのではありません。
片づけられないのは、あくまで私たちの心の問題。思い、メンタルです。
心、思い、メンタルが片づけば、自然にモノや場所の片づけは進みます。
心、思い、メンタルの方が片づいていれば、モノや場所の片づけはどうでもいいのです。モノや場所のことが、どうでもよくなったら、必ず片づきますから・・・・。 -
自己啓発
-
「すごい片づけ」
心理学的な要素と風水を足したようなお掃除の心構えの本。
P41
(彼女が片づけられないのは)つまり、彼女の中では「部屋が散らかっていないと困る」のです。そうでないと「自分が愛されないための正当な理由」がなくなってしまうのですから。
P53
私たちの身の回りにあるモノには多かれ少なかれ、私たちの思いが宿っています。
私たちの思いとは、エネルギーです。エネルギーには質量があります。質量があるということは、重さがあるということ。そう・・・、思いは、重いのです。
モノが捨てられない、片づかない、整理できないのは、このモノにくっついているエネルギーのせい。私たちがモノにくっつけてしまった思いが重くて、片づけられなくなってしまっているのです。
P187
家の中のあらゆる場所に、意識的に何もない空間、「間」を設けること。
それが片づけを通して、豊かに幸せになるための必要条件でもあるのです。 -
普通の片づけ本ではなく、片づけられないその背後にある想いを探る本。
片づけとは「カタをつける」ということ、と言われると、なるほどな、と思う。
部屋のものを捨てられずにずっと取っておく私は、いろいろなことにカタをつけられていないのだろうな。
自分の思いにどんどんカタをつけていかなきゃなと思う。 -
片付け方のノウハウ本ではなく、片付けを通して自分の気持ちにカタをつける。というメンタルな内容。
スピリチュアルな話も出てきますが、自然と納得できる内容です。
片付けの本を読んでも、片付けきれない、リバウンドしてしまうなど、「きれいな状態」を維持するのに難儀していましたが、この本を読んでなんとなく自分の状態、家の中の状態が理解できたような気がします。 -
片付けのノウハウ本ではなく、
自分の思いにカタをつける、という本。
意外と、こういう本の方が片付けなくちゃ!と思って実践するんじゃないかなぁ。と。
私もたまにしかしていなかった、
帰ってきたら玄関で「ただいま帰りました」の挨拶や、靴を揃える、ということを毎日やるようになりました。
何が変わったかわかりませんが、玄関や靴箱、靴をよく観察するようになったことは確かです。 -
片付けの方法だけではなく、メンタル面に関しても書かれていて、納得する部分もたくさんありました。
片付けのハウツー本では片付けられなかった方には違う切り口から片付けについて考えることができておすすめです。
少しづつ、書かれていることを実行してみようと思いました。