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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784309291659
作品紹介・あらすじ
ドローイングに関する教育や脳科学からの最新の情報やアイデアを取り入れた、改訂・決定版!描き方を学ぶだけではなく、創造的思考を向上するための知覚のトレーニングとしても最適です。
この本の絵の練習は、まさに基礎レベルで、絵の初心者を対象としています。このコースは、まったく絵が描けない人、自分には絵の才能がないと感じている人、絵を描けるようになることはおそらく永遠にできないと思っている人向けに設計されています。読み書きを学ぶように、絵の描き方を学ぶことは、知覚、直感、想像力、創造力を身につける力となるでしょう。
本書の内容
第1章 絵を習うのは、自転車の練習と同じこと
第2章 描くための第一歩
第3章 あなたの脳、その右側と左側
第4章 左から右へ、脳の境界を越える
第5章 子供のころは誰でも芸術家だった
第6章 エッジとはなにか―輪郭線は 2 つの部分の境界線
第7章 スペースとはなにか―ネガとポジ
第8章 相互関係とはなにか―遠近法のレッスン
第9章 人の顔を描く―肖像画のレッスン
第10章 光と影、「ゲシュタルト」について
第11章 新しい知覚の技能で創造性の悩みを解決する
第12章 内なる画家のめざめ
感想・レビュー・書評
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素描をとることは、簡単に取りかかれることができるけれど、多くの人がその魅力を知らずに過ごしている。また、画を描くことが子どもの頃には言うまでもなく、誰でもが好きで夢中になってやっていたのに、成長するに連れて段々とやらなくなってしまう。それが学校教育の問題点のひとつで、創造性を育てられていない環境にしてしまっている、という指摘はそうだなぁと思う。
ここで取り上げているのは、素描をすることは物をよく観察する力を身につけること、よく観察し描くことは左脳の働きでなく右脳の働きが優勢になるということ、それは無心になることであり、フローの状態である。
それは現代の教育に求めらられている「創造性」を伸ばす方略に成るのではと思う。その観点からすると、「画がうまくなりたい」人のための本でありつつ、現代の創造性を高める教育をしたい教育者向けの本である。 -
右脳開発を期待して読書。
3Dのモノを2Dへと視覚情報を忠実に模写する際には右脳を使うとのこと。その脳の仕組みの解説と、段階を追っての練習法が記載されている。
練習する事で右脳が開発されるのかどうか不明。
どの練習も何時間も邪魔されない空間と、気力が必要。
5日間合宿セミナーもあるよう。
仕事やプライベートでの右脳の能力アップを目指すというよりは、純粋に絵を恥ずかしがらず描けるようになりたい人には有効な本だと感じる。
2013年の第4版と比較したが、あまり上手く訳されていなかった。2021年の新装版の訳の方が断然良い。
ワークブックにはピクチャー・プレーンや、ファインダーも付属(本書には手作りの仕方もあるので必要はないかもしれないが)してるらしく、併用もありか。
まだ技術を練習をするまでの気持ちにはならずに保留。ただ物事を細かく見つめて正確に捉える脳の使い方は、やはり仕事や人生にも活かせる右脳開発力だとは感じるので取り組みたい。 -
写実的にありのままに描く技術は、知覚つまりものを見る方法を教えることで、読み書き同様誰でも習得できる。基本技能は、エッジ、スペース、相互関係、光と影、ゲシュタルトを知覚すること。左脳の言語による妨害を抑え、右脳でゾーンに入る。一般的問題解決や創造活動に応用できる。
横顔の絵を見てもまず額・目・鼻などの単語で考えるのが普通?になるアメリカの教育ってある意味すごいと思いました。用紙サイズのフレーム付き十字マークの透明版を対象に向けて、水性ペンで輪郭をなぞるって、禁じ手のように思っていました。
著者プロフィール
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