列車種別 探究読本 特急・急行・快速・準急・普通

  • 河出書房新社 (2024年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784309294575

みんなの感想まとめ

列車の多様な種別やその歴史に興味を持つ方には、魅力的な一冊です。著者は、普通列車や特急列車だけでなく、準急や快速といったあまり馴染みのない列車種別についても詳しく解説し、各地の鉄道の変遷を辿ることで、...

感想・レビュー・書評

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  • 列車に乗って方々へ出掛けて、出掛けた先で列車を利用して動き回るというようなことをすることを好む。何故?何か愉しいからということに尽きる。
    そういうことをしていると、普通列車、特急列車というような何処の地域にも在るようなモノ以外に、準急だの快速だの、何やら慣れないので憶え難い色々な種別名を冠した列車が眼前に現れ、それらを利用する。
    そういうことを繰り返すので、慣れないので憶え難い色々な種別名を冠した列車の変遷経過等にも少し興味を覚える。
    そんな興味を満たしてくれそうな一冊と思って手にした本書である。
    様々な種別が如何いう経過で登場し、また廃止されたのかというようなことで、各地の様々な列車を巡る話題を手広く取上げている内容で、「なるほど…」と読み進め、頁を繰る手が停まらなくなってしまい、素早く読了に至った。
    開通した鉄道の各駅に列車が停車し、やがて幾つかの通過駅が設定されて急行という列車の運行が始まった。それ以降、色々な変遷が在って現在に至っているということが本書の中に在る内容である。こういうことは、鉄道による旅客輸送の変遷そのものにも通じる。各地の鉄道事業者が何に着目し、如何いう対応をして来たのかという経過が見えて来ることにもなる。そして「何故コレが在る?」、逆に「何故コレが無い?」を考えることで、事業者の思惑というようなモノが垣間見える場合も在る。
    各地を訪ねてみた中、利用したことが在る鉄道会社の列車が色々と取上げられていたこともあり、色々と眺めながら列車を利用しているかのような気分になりながら本書を読んでいた。一寸愉しいので広く御薦めしたい。

  • はじめにのところで「千鳥式のような旧来の鉄道用語を使わない」と宣言していたが、それに代わる言葉として「停車駅ずらし」は分かりにくかった。過去から使われている言葉を一概に排除するのではなく、きちんと説明するほうが良かったのではないか。
    今は通じにくいからと古い言葉を除外していくと、流行り言葉ばかりになり、その言葉は後年分かりにくくなるのではないか。そのような長期的な視点に立って書いてほしかった。

  • なぜその種別ができたのか、なぜそこには停車しないのか、など、深く掘り下げて考察されてないところが多かったです。
    詳しい人には物足りなく、詳しくない人にはわかりにくい本だと思いました。もっと表など視覚的に表現してほしかったです。

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著者プロフィール

1987年兵庫県生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科修了。関西の鉄道や中欧・東欧の鉄道旅行をテーマとした執筆活動を行なう。著書に『ロシア・ヨーロッパの鉄道旅行について書いてみた』(パブフル)がある。

「2022年 『関西の私鉄格差』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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