黒魔術の手帖 (河出文庫 し 1-5 澁澤龍彦コレクション)

著者 :
  • 河出書房新社
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レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309400624

感想・レビュー・書評

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  • 2019.1.5 読了

    277ページ

  • 魔法の本と言う一面もあるが
     著者の、パロディ的な観点による批評が面白い。

  • ヤコブスの豚/カバラ的宇宙/薔薇十字の象徴/夜行妖鬼篇/古代カルタの謎/サバト幻景/黒ミサ玄義/自然魔法もろもろ/星位と予言/ホムンクルス誕生/蝋人形の呪い/ジル・ド・レエ侯の肖像

  • 仏教の影響下で育ったせいか、描かれている昔のヨーロッパの国々の魔術の行為はかなり気持ち悪い上に違和感を感じた。挿絵の中に変に可愛い物があり、ちょっと笑える。悪魔の階級別容姿の絵とか、下級の悪魔の姿は虫?!

  • 9/25 読了。

  • 手元にあるのはバフォメットが表紙の本ですが何度読み返したことか。

    黒魔術に関連する事柄を澁澤氏独特の文章で語るエッセイ集。
    当時の書物や絵画から転載された挿絵が文章と合っていて不可思議さ妖しさ薄暗さが溢れるようで好きです。

    ジル・ド・レエに関する最後の4章は圧巻。彼の所業を知ってはいるもののここまで多方面から光を当てられているものはこの本が初読でおどろおどろしさと残酷さに驚いたものです。今ではもっとおどろおどろしいものも平気で読めますがあの初読時の衝撃は忘れられません。
    一番好きなのはホムンクルスの章です。人造人間の作り方なんて読むだけでわくわくしたものです。

  • トイレ本

    ジル・ド・レエの章が圧巻。

  • 黒魔術、白魔術、自然魔法、錬金術、カバラ、占星術、星辰術と。

    この手の本は始めて読んだが、何に舌を巻くって、著者の尋常じゃない参考文献を読み漁ってることを想像するに難くない。

    黒魔術、そんなものに使われていたものの遺物が、現在にも残存する。
    星座占いに使っている、各星座を表す記号(ゾディアック)。
    各々の元来の意味が、また凄い。
    例えば蟹座を表す"♋"
    性交渉の際の体位、ソワッサン・ヌフ(69)を表す、と。詳細は割愛。

    さて、簡単に悪魔を召喚できる方法を本文より抜粋。

    まず悪魔を呼ぼうとする者は、一度も卵を産んだことのない一羽の黒い牝鶏をもって、二つの道のぶつかる十字路に行かねばならない。この十字路で、深夜、牝鶏を二つに引き裂いて、「エロヒムよ、エサイムよ、わが呼び声をきけ」とラテン語の咒文を唱える。その際、東を向いて膝まずき、糸杉の枝を手にしていなければならない。そうすれば、悪魔はすぐに姿をあらわすー


    日常に倦怠感を覚えてる方は、悪魔でも召喚してみては。

    思った以上に、歴史の勉強になる一冊でした。

    やはり、テンプル騎士団、薔薇十字軍、フリーメーソンはどこにでも出てくるのな。

  • 高校時代、古本屋を廻って熱心に集めていた。澁澤の見せる世界観にある種のあこがれを感じていた。今読んだらまた印象も変わるかもしれない。

  • ジル・ド・レーについては『彼方』を読んでるから斜め読み。

    内容は面白い。しかし自分の興味とずれている。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。東京大学仏文科卒。フランス文学者、エッセイスト、小説家、翻訳家。マルキ・ド・サドやジョルジュ・バタイユの著作の翻訳・紹介をする一方、人間精神や文明の暗黒面に光を当てる多彩なエッセイを数多く発表。晩年は小説を発表するようになり、遺作となった『高丘親王航海日記』は第39回読売文学賞を受賞した。1987年没。

「2018年 『ドラコニアの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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