秘密結社の手帖 (河出文庫 121G)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 533
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309400723

感想・レビュー・書評

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  • #3236ー59

  • この本を読んで、初めて世の中に「秘密結社」があるかも?いや実在するかも?と思った。心のおもむくまま、時間と空間を旅している気分に浸れる。

  • フリーメーソン、悪魔礼拝と言った内容に興味があったので読んでみた。

  • フリーメーソン、クー・クラックス・クランなどいくつかの秘密結社についてを紹介した本。この本のあと、、色々な秘密結社についてまとめた本が何冊も出ているがその元祖となった本。

  • 教養なさすぎてむずかった

  • 私が秘密結社を知ったのは、フリーメイソンくらいだったのですが、漠然としていて掴めない浮遊感があり、本書を知り手に取りました。
    切り離せないのが、宗教、儀式、犯罪など、これだけ知ればもうお腹いっぱいなのですが、そこは秘密、秘密がどんどん暴かれるので読む手が止まらずでした。
    スローガンが何処の秘密結社にもあり、犯罪、革命、慈善団体など、中でも戦争とは離れがたい逸話があり、大変興味深かった一冊。
    謎だと暴きたくなる渇望を満たしてくれました。

  •  ヨーロッパを中心として、様々な秘密結社を紹介しまくる本。学術的な感じは一切なく、読者に地図を示す前書きも無いからどこに連れていかれるのか分からないし、2012年に刷られてるのに文字が小さく掠れてるし、「土人」など今じゃ見かけない言葉もガンガン出てくるし。「一説によると」「と言われる」「という」「らしい」「に違いない」など、Wikipediaに書いたら[要出典][要検証]だらけになりそうな怪しすぎる記述。書きっぷりも書かれている内容もメチャクチャ怪しい。奇書と言ってもいいかも。
     自分で自分のちんちんを切り落とすとか、それすら生ぬるいあれこれが一定の集団の中で行われていたのが俄かには信じ難い。
    フリーメーソンについて勉強したいとか、そういう需要に応える本ではないけれど、知識を蓄えるのとは違った、秘密めいた面白さがあった。

  • 秘密結社の定義から、世界中の秘密結社について紹介されていて面白かった。
    著者あとがきにもあったように日本の秘密結社についてもっと記載があればよかった。

  • 秘密結社の輪郭/原始民族の結社とその名残り/古代における密儀宗教/グノーシス派の流れ/薔薇十字団/フリーメーソン/さまざまな政治的秘密結社/クー・クラックス・クランその他/犯罪的結社その他/悪魔礼拝と魔術のサークル/アジアの秘密結社/イスラム教の秘密結社

  •  時を空けずに、2冊目澁澤 龍彦を読む。薔薇十字軍、フリーメーソンなどなど、都市伝説を網羅しているのが本書だ。好きな人にはたまらない。

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著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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