幻想の彼方へ (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 131
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309402260

感想・レビュー・書評

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  • シュルレアリスム絵画のエッセイがメインですがゴヤの抱える闇が印象深かったです。
    キリコの後期作品への批評も気持ちがこもっており読後に残りました。

  • レオノール・フィニー、魔女から女祭司まで/マックル・ワルター・スワンベルク、女に憑かれて/ゾンネンシュターン、色鉛筆の預言者/ポール・デルヴォー、夢のなかの裸体/ハンス・ベルメール、肉体の迷宮/バルテュス、危険な伝統主義者/ ルネ・マグリットの世界/キリコ、反近代主義の亡霊/マックス・エルンスト論/ベルメールの人形哲学/ファンム・アンファンの楽園/パウル・クレー展を見て/ビザンディンの薄明あるいはギュスターヴ・モローの偏執/ルドンの黒/ゴヤあるいは肉体の牢獄/ロメーン・ブルックス、アンドロギュヌスに憑かれた世紀末/遠近法・静物画・鏡、トロンプ・ルイユについて

  • レオノール・フィニ、ベルメール、ギュスターヴ・モロー、ルドン、ゴヤが目的。ポール・デルヴォー、ロメーン・ブルックスとの新しい出会いもあった。

    文章中に出てくる作品全てを載せて欲しい……無理かもしれないけれども。まだまだ勉強中の画家ばかりだったので、いまいちイメージしにくかった。まぁ、画集を捜せば良い話なんですけれども。

    デルヴォーの『樹木の女』のように、体の一部が植物と化している絵画ってありませんかね……

  • ここで取り上げられているのは、フィニー、デルヴォー、ベルメール等シュルレアリスム及びその近縁の画家たちだ。澁澤が中世やルネサンスの絵画を語る時、その造形の深さと独特の審美眼に驚くが、これらシュルレアリスムの絵画に至っては、ほとんど独壇場の感を呈するかのごときである。ただ、美術批評家の中にはそれを主観的、印象的だとしてあまり評価しない向きもあるようだ。いいのだ。我々は澁澤が1枚のタブローをどのように見、またその画家をどんな風に語っているか、すなわち彼の関心のありかと、語りの妙味をこそ愛してやまないのだから。

  • [ 内容 ]
    シュルレアリスムは今世紀最大の芸術運動といわれている。
    アンドレ・ブルトンに導かれて早くからこの世界に関心を持ちつづけていた著者は、その豊かな鉱脈から心ひかれる作品を数多く発見し、みずからの気質を映し出す鏡とした。
    60年代には、そのシュルレアリスム絵画をめぐって数多くのエッセイが書かれたが、本書はそれらをまとめたもので、『幻想の画廊から』につぐエッセイ集である。

    [ 目次 ]
    レオノール・フィニー、魔女から女祭司まで
    マックス・ワルター・スワンベルク、女に憑かれて
    ゾンネンシュターン、色鉛筆の預言者
    ポール・デルヴォー、夢のなかの裸体
    ハンス・ベルメール、肉体の迷宮
    バルテュス、危険な伝統主義者
    ルネ・マグリットの世界
    キリコ、反近代主義の亡霊
    マックス・エルンスト論
    ベルメールの人形哲学
    ファンム・アンファンの楽園
    パウル・クレー展を見て
    ビザンティンの薄明あるいはギュスターヴ・モローの偏執
    ルドンの黒
    ゴヤあるいは肉体の牢獄
    ロメーン・ブルックス、アンドロギュヌスに憑かれた世紀末
    遠近法・静物画・鏡、トロンプ・ルイユについて

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2009/7/24購入

  • 520
    シュルレアリスムは今世紀最大の芸術運動といわれている。アンドレ・ブルトンに導かれて早くからこの世界に関心を持ちつづけていた著者は、その豊かな鉱脈から心ひかれる作品を数多く発見し、みずからの気質を映し出す鏡とした。六十年代には、そのシュルレアリスム絵画をめぐって数多くのエッセイが書かれたが、本書はそれらをまとめたもので、『幻想の画廊から』につぐエッセイ集である。

  • ベルメール、ラブ。
    絶対にお近づきにはなりたくないけど、ベルメールの作品や写真が展示してある美術館に入り浸りたい。
    卒論のための資料。

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