宇宙百貨活劇 (河出文庫 な 7-11 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (1995年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309404370
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
長野さんのお話の、ロビンみたいな少年が好きです。
兄弟ではなく、双子(ツイン)というところも良いです。
飲み物や食べ物、小物、街並みや空…長野ワールドが詰め込まれていました。
キラキラしていました。
「ことばのブリキ罐」も素敵でした。
長野ワールドを構成する人やものの名前…綺麗。
ことばの抜き書き、今からでもやってみたくなりました。
山口マオさんの解説も素敵。「彼女の愛するピュアな世界はおそらく、ほのかな毒の味がするはずだ」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数年ぶりに再読。
ミケシュとロビンの双子のかわいいお話は何度読んでも楽しめます。 -
美しい作品だった。
文章が眼に入った瞬間に、風景、風、香り、季節感まで浮かんでくる。
冬直前にまた読もう。
2015/8/23 -
とにかく可愛くて、きらきらした一冊。長野作品の中では、かなり読みやすい。
『言葉のブリキ罐』に影響されて、ノートを作ったのは、私だけじゃないよね。 -
再・・・読。反対の性格の双子のオトギバナシのような日常。綺麗な世界観と、やっぱり菓子や飲み物、鉱石までが美味しそうに見えてきてしまいます。
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「聖月夜」と似た系統かな。これもかわいい。
ことばのブリキ缶も、この人の使う言葉が好きな人間にはたまらない。 -
ミケシュとロビンは双子、ふたりのどちらが兄で弟か、パパとママにも決められない…。美しく移り行く季節の中で、ふたりの少年が楽しく過ごす夢の世界を描いた表題作のほか、著者自家製ことば辞典「ことばのブリキ缶」を併録。
あらすじ抜粋
夏は曹達水、冬はホットショコラを飲みながら読みたい。