宇宙百貨活劇 (河出文庫 な 7-11 BUNGEI Collection)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309404370

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    長野さんのお話の、ロビンみたいな少年が好きです。
    兄弟ではなく、双子(ツイン)というところも良いです。
    飲み物や食べ物、小物、街並みや空…長野ワールドが詰め込まれていました。
    キラキラしていました。
    「ことばのブリキ罐」も素敵でした。
    長野ワールドを構成する人やものの名前…綺麗。
    ことばの抜き書き、今からでもやってみたくなりました。
    山口マオさんの解説も素敵。「彼女の愛するピュアな世界はおそらく、ほのかな毒の味がするはずだ」

  • 数年ぶりに再読。

    ミケシュとロビンの双子のかわいいお話は何度読んでも楽しめます。

  • 美しい作品だった。
    文章が眼に入った瞬間に、風景、風、香り、季節感まで浮かんでくる。
    冬直前にまた読もう。

    2015/8/23

  • かわいい双子の、
    キラキラしたお話がつまった短編集。

    透明感のある幻想的な絵本みたいな、
    きれいなファンタジー。

  • とにかく可愛くて、きらきらした一冊。長野作品の中では、かなり読みやすい。
    『言葉のブリキ罐』に影響されて、ノートを作ったのは、私だけじゃないよね。

  • 再・・・読。反対の性格の双子のオトギバナシのような日常。綺麗な世界観と、やっぱり菓子や飲み物、鉱石までが美味しそうに見えてきてしまいます。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ミケシュとロビンは双子、ふたりのどちらが兄で弟か、
    パパとママにも決められない…。
    美しく移り行く季節の中で、ふたりの少年が楽しく過ごす
    夢の世界を描いた表題作のほか、
    著者自家製ことば辞典「ことばのブリキ缶」を併録。

    *☆*――*☆*――*☆*

  • 何度目かの再読。
    ミケシュとロビンのツイン(双子)のお話がかわいらしい。
    雰囲気も、出てくることばや物たちも好み。
    映画館の待ち時間に読むのが大のお気に入り。

    「ことばのブリキ缶」を併録。

  • 「聖月夜」と似た系統かな。これもかわいい。
    ことばのブリキ缶も、この人の使う言葉が好きな人間にはたまらない。

  • ミケシュとロビンは双子、ふたりのどちらが兄で弟か、パパとママにも決められない…。美しく移り行く季節の中で、ふたりの少年が楽しく過ごす夢の世界を描いた表題作のほか、著者自家製ことば辞典「ことばのブリキ缶」を併録。

    あらすじ抜粋


    夏は曹達水、冬はホットショコラを飲みながら読みたい。

著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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