- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309407753
感想・レビュー・書評
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初めて読む作家さんですけれども、うーん…読みにくいでですねぇ…。
この人の小説は読んだことがないんですけれども、このエッセイからして妙な文体で書かれており、読み解くのに苦労しました…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、なんつーか、音楽でも聴くかのように読んでいけばいいのかな? この文体が癖になる人がきっと氏のファンなのでしょう…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
2005年くらいに刊行された本ですけれども、当時から、いや、もっと昔から猫に悪さする人というのは居るのでしょうなぁ…。
そんなことを思う本でしたねぇ…しかし、猫と共に住むって大変ですね! けれども、猫にも色々と性格があることが分かり、そこは収穫でしたね。さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
笙野頼子さん、初読み作家さんです。1956年生まれ、「タイムスリップ・コンビナート」(1994.6)で芥川賞を受賞されてるんですね。本書は、野良猫8匹の世話をし、里親探しをして、貰い手のなかった猫たち4匹と一緒に住むため、千葉にローンで家を建て、東京の1DK賃貸マンションから引っ越しするという苦労話です。猫を可愛がるといったエッセイ風ではなく、淡々とした義務感のような感じの文脈です。なぜか、読み辛い作品でした。感情が殆ど込められてないからか・・・、一文が長すぎるからなのか・・・?!
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野良猫8匹を保護する奮闘記。毒の入った餌をまく病的猫嫌い、餌だけ与えて野良猫を増やしてしまう無責任な自称猫好き達と闘う著者。笙野頼子は「純粋」故に常に戦闘モードなのだと思う。「幸福な猫」、「不幸な猫」は人間が決めるのか、猫が決めるのか。幸・不幸の概念は人間のものだと思うが、人間のエゴ、猫の幸福とは、と、もの凄く考えさせられた。ワタシは生後3日目くらいの目も開いてない捨て猫を育ててもう5年目になるから。
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勝手に猫かわいがりエッセイの類だろうと決めつけて敬遠していた私がバカだった。「友達になった相手がたまたま猫だった」ことから八匹の野良猫の世話をするはめになった「私」の戦いの記録。思考停止に抗することに関する誠実にして激烈な啓蒙の書。
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猫がそれほど好きではない筆者が、自宅そばにいた野良猫をいかに守り、また引っ越しまでして郊外で飼うことになったかを、感情のおもむくままに記した書。筋がまともに追えないところは、確かに「雑記」であるなぁ。ゆえに、彼女の周囲の人間に対する怒りが、文字と共にぶつかってくるので、読むのがつらかった。不愉快なのは「猫嫌い」だけではなく、「猫好き」でもある…確かにその通りだ。
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ある種の「気色悪さ」が文体のみならずこの人を包むオーラとして漂っていて、本人も自覚のことだからいいのだけれど、ちなみに最近、猫殺しを告白してバッシングを受けてるのは別の女流さんです。
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猫の為都内のマンションを引き払い、千葉に家を買ったものの、そこも猫たちの安住の地でなかった。猫たちの為に新しい闘いが始まる。涙と笑いで読む者の胸を熱くする愛猫奮闘記。全ての愛猫家必読