圓太郎馬車: 正岡容寄席小説集 (河出文庫 ま 7-2)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309408590

感想・レビュー・書評

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  • 随筆は何となく陰気だった正岡容だが、小説となるとまさにボイスがある。落語をよく知らずとも楽しめた。

    「寄席」みたいな話、なんだか知らないが好きなのだよね。むかし子供の頃にでもこういったのを読んでいたような気が。

  • 落語の短編小説。後半の今松の話は社会人の若手に読んでほしい。失敗しても負けない。でも酒を飲みすぎるのはよそう。

  • 「寄席」の主人公・古今亭今松が真打になって、雷門小助六になった。あれ?聞き覚えが?と思ったら、今月芸協に雷門小助六という真打さんが誕生するのでした。
    小説を読みながら、声がきこえるようだなと思っていたら、解説のいしいしんじも同じことを言っていて、正岡容は寄席の人という感を強くしたのであります。

  • 60

  • 浦安中央図書館【借入】次は「円朝」だ。

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著者プロフィール

明治37年(1904)東京市神田区生まれ。昭和33年(1958)歿。作家、寄席研究家。落語や浪曲の台本を書き、大衆芸能の啓蒙に努めた。作家としては永井荷風、らの影響を受け、弟子には小沢昭一、三代目桂米朝、鶯春亭梅橋、その弟の都筑道夫、加藤武、小島貞二らがいた。著書多数。

「2018年 『月夜に傘をさした話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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