- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309409047
作品紹介・あらすじ
生後三ヵ月の赤ん坊が誘拐された。錯乱状態の母親、具体的な要求をしない奇妙な誘拐犯、翻弄される捜査本部。そんな中、遺留品が発見された山中から掘り出されたものとは…バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして「無駄に美人」。ベストセラー『推理小説』に続く、刑事・雪平夏見シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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生後3ヶ月の幼児が誘拐された。
犯人からの要求は具体性がなく、警察は振り回される。
捜査一課の刑事、雪平夏見は、果たして、無事に幼児を取り戻せるのか?
二転三転する状況。
更に、少女達の遺体が、山の中で複数発見される。
果たして、誘拐犯人と殺人犯は、同一人物なのか?
深まる謎に、警察も次の手を打てない...
雪平刑事の型破りの捜査に、ハラハラドキドキしますが、最後に幼児が助かるところは、ほっとします。
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次も読みたくなります。
でも、暮れで忙しいからちょっと我慢かな? -
嬰児誘拐事件から少女連続殺人事件に繋がり、ラスト。最初の殺人がこう繋がるとは。刑事としては優秀だけど家庭人としては不器用というか向いてない雪平。一作目読んでないから探さないと。
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雪平パート2。
ドラマは見ていないが、脳内で篠原涼子さんにすり替わる。。。
パズルですね、このシリーズは。
手探りで手探りで集めたピースが、最後にピッタリくる感じ。
テレビの脚本かと思うくらいの場面転換が多いが、2作目にして慣れた。
本作を一言でいうと。。なんだろ。
前作は「狂気」だったが。。。
「生への執着」?
うーん、なんか違う気がするけど。。
最後、一筋の光明だった。
幸あれ。。
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個人的にミステリ小説はあまり得意ではない。ただ、シリーズの続きがあるらしいから、なんとなく読みたいと思えてしまった。
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生後三ヵ月の赤ん坊が誘拐された。錯乱状態の母親、具体的な要求をしない奇妙な誘拐犯、翻弄される捜査本部。そんな中、遺留品が発見された山中から掘り出されたものとは…バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして「無駄に美人」。
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推理小説として話の筋は面白かった。主人公の女刑事はちょっとないかな?死んでもいいという若者を殺めることは現実に起こったので予想ができたことなのかと考えさせられる。
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誘拐事件。
ま、この作者のこのシリーズなので、それだけじゃなく色々裏もあるのですが。(^^;
黒バックに白文字のページが印象的ですね。
ページをめくることについての作者側からの工夫ってんですかね?
京極堂も、改ページのタイミングを気遣っていることで有名ですが、こちらも良くできていると思います。
事件の解決も余韻が残る内容でした。