浮世断語 (河出文庫) (河出文庫 さ 17-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309409368

感想・レビュー・書評

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  • これまた実に面白い。特に旅の話、失敗の話、そして大けがをしたときのエピソードは秀逸。金馬の話って分かりやすくてとても好きだが、その魅力を再確認

  • 先代金馬の、比較的真面目な芸談。

  • 三遊亭金馬の本。
    亡くなって半世紀ほど経っているため、社会状況のわからないところがあるけど、文章が抜群にわかりやすい。

  • 底本となっている有信堂からの出版は 1959年というからもう 50年以上前。昭和30年代、寄席がまだ庶民の娯楽の中心にあった時代に、落語に関する深い知識と、それをまったく感じさせない独特の喋り口で人気を博した三代目金馬の芸談。芸談というよりも、当時の世相や人心を切り取ったエッセイ集と言った方がいいかもしれない。時代の雰囲気が良く出ており、楽しめる。

  •  カタカナも英字も無く、平仮名と漢字だけが見えるページ見開きっていいですよね。無いよなあ。そういうの。
     自分も努めなければ、と思います。

  • この人のひととなりが文章から滲み出ている。良い文章とはこういうものか。昭和の芸人の生き様や、それを取り巻く環境についても細かに述べられていたりして、密度の濃い本。

  • おじいさんの繰り言という感じ。今ならこういう話は扇橋さんがいいよね〜釣りの帰りに鉄橋で事故に遭った話が淡々としているだけに余計に怖かった。

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