- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309410258
作品紹介・あらすじ
人生の求道やら何やらを峻拒した十蘭の真骨頂を示す、絢爛華麗な傑作群。
感想・レビュー・書評
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冒頭の「生霊」のドメスティックな物語からは想像もできないオチがまるでコルタサルでいきなり度肝を抜かれる。精緻で端正な文体と小説という表現スタイルだけが引き起こしてくれるめくるめく感覚。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的には『影の人』がおもしろかった。『生霊』も好き。どの短編もすごく緊張感があっていい感じ。
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なにぶん、岩波の短篇選からはいってしまったもので、幻想の土壌は比べて薄らいで、残酷さが強く印象に残ってしまう。でもベルナアルさんは好き。
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ジュラネスク 十蘭ジュラン風作品群 とでもいう意味だろうか。10篇、多才ぶりがうかがえる様々の分野に展開した作品。伝奇・歴史・史実など。「影の人」のモデルは実在。
「渡来日記」日米和親条約の調印使節団の一員で、バーハタン号に乗った一随行員の日記。随行した「咸臨丸」の勝海舟らのように欧米文化に圧倒されずに、冷めた目で観察している。 -
2016.06.07
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2013/4/11購入
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淡々と、でも目を離せない。面白い、と言うには語弊があるような。狐につままれたような読後感。
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修道院のとか狐のとかペリーさんのとか無人島とか面白かった。
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たまたま書店に平積みされていて手に取った。アンソロジーだけあって、様々な色合いの作品が集められている。
(2012.10)
著者プロフィール
久生十蘭の作品






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