久生十蘭ジュラネスク---珠玉傑作集 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 196
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410258

作品紹介・あらすじ

人生の求道やら何やらを峻拒した十蘭の真骨頂を示す、絢爛華麗な傑作群。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の「生霊」のドメスティックな物語からは想像もできないオチがまるでコルタサルでいきなり度肝を抜かれる。精緻で端正な文体と小説という表現スタイルだけが引き起こしてくれるめくるめく感覚。

  • 個人的には『影の人』がおもしろかった。『生霊』も好き。どの短編もすごく緊張感があっていい感じ。

  • なにぶん、岩波の短篇選からはいってしまったもので、幻想の土壌は比べて薄らいで、残酷さが強く印象に残ってしまう。でもベルナアルさんは好き。

  • ジュラネスク 十蘭ジュラン風作品群 とでもいう意味だろうか。10篇、多才ぶりがうかがえる様々の分野に展開した作品。伝奇・歴史・史実など。「影の人」のモデルは実在。
    「渡来日記」日米和親条約の調印使節団の一員で、バーハタン号に乗った一随行員の日記。随行した「咸臨丸」の勝海舟らのように欧米文化に圧倒されずに、冷めた目で観察している。

  • 2016.06.07

  • 最後の「死亡通知」のオチがわからない。再読すべし。
    それはともかく、岩波文庫とまったく重複がないのがよい。また小説ジャンルも多岐にわたっていて
    力量を感じさせる。

  • 2013/4/11購入

  • 淡々と、でも目を離せない。面白い、と言うには語弊があるような。狐につままれたような読後感。

  • 修道院のとか狐のとかペリーさんのとか無人島とか面白かった。

  • たまたま書店に平積みされていて手に取った。アンソロジーだけあって、様々な色合いの作品が集められている。
    (2012.10)

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著者プロフィール

1902-1957。作家。雑誌『新青年』などで活躍。「鈴木主水」で直木賞受賞、「母子像」で国際短編小説コンクール第一席。

「2015年 『内地へよろしく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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