NOVA 2---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 452
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410272

感想・レビュー・書評

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  •  続けて2作目。

     「かくも無数の悲鳴(神林長平)」はベテランの味で、トップバッターとしては妥当かつ好印象。続く「レンズマンの子供(小路幸也)」はさっぱり。期待の「バベルの牢獄(法月綸太郎)」は言葉遊びの感が拭えず、「夕暮にゆうくりなき声満ちて風(倉田タカシ)」にいたっては紙資源の無駄と思う。

     ミステリー分野で好きな「東京の日記(恩田陸)」は文体が好まずパス。面白いのかもしれないが「てのひら宇宙譚(田辺青蛙)」には共感を覚えず。

     「衝突(曽根圭介)」では設定はわかるんだが、イマイチ狙いが不明。続いて「クリュセの魚(東浩紀)」は長くてパス。そのまま乗りが悪く「マトリカレント(新城カズマ)」を迎えるが乗り切れず読みきれず・・・。

     既読の「五色の舟(津原泰水)」「聖痕(宮部みゆき)」をすっ飛ばして、ラスト「行列(西崎憲)」を迎えるものの、さっぱり・・・。

     今回はさっぱりだった。

著者プロフィール

東浩紀(あずま ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に『存在論的、郵便的』(サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞受賞作)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015受賞作)ほか多数。『ゲンロン0 観光客の哲学』は第5回ブクログ大賞人文書部門、第71回毎日出版文化賞受賞作。

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