- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309410746
作品紹介・あらすじ
年上の彼女を追いかけて、おれは恋の穴に落っこちた…男子校に通う高1の遠藤は、女子校に通う高3の彼女と、年下であることを隠してつきあっている。二人の、SMならぬSSというおかしな関係の行方は?恋もギターもSEXも、ぜーんぶ"エアー"な男子の"純愛"を描く、各紙誌絶賛の青春小説。
感想・レビュー・書評
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のちに芥川賞作家となる羽田圭介が2006年に発表した二作目の小説。男子校のノリで書かれた(らしい)青春小説‥‥自分には照度強めで馴染みづらかった。
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ものすごく直接的なタイトルから改題されています。
興味があったのだけど、図書館で借りるのが恥ずかしくて。笑 改題されたこちらを手に取りました。
思春期男子のアホさ加減が満載、男子校じゃ下ネタは空気みたいなもの…らしい。
バカだなぁと生暖かい目で見守り、当時の自分のあれこれも思い出された。青春よのう。 -
ペニス、はさすがにまずかったのか、改題されて文庫化。改題前の方が内容には合っている。何しろ徹頭徹尾ペニスの話。思春期男子のバカバカしさと真面目さと、少しの成長が見られる青春ストーリー。下ネタだけど。やっぱり羽田圭介さんは変態だなぁ、と思ってしまう作風。
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アホアホ男子トークがエロにエロでおもろい。
名言ほどではないが、言い回しが限りなく天才のそれ。
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★4でもよいけど、あえて★3にしておく。
エロに興味が強い男子校に通う男子高校生の日常?純愛?を描いた
青春小説。
青春小説と書いてはみたが果たしてそうなのか、
確かにエロいことを考え下ネタを連呼し、
仲間たちと戯れる男子高校生は普通で日常という考え方も
出来なくはないが、男子高のリアルを知らない自分にとって、
これが日常として普通なことなのかは計り知れない。
先に書いた★の評価は、なぜ4にしないかは、万人受けしないだろうと、
個人的に思ったからの評価。
読み切れば、純愛な作品としての要素もあるわけで、
単なるエロにどん欲な男子高校生を描いただけの変わった青春小説
というマイナスなイメージは払しょくできるわけですが、
いかんせん、最初からずば抜けて、人を遠ざける可能性を秘めた、
描写が、読み手を遠ざけてしまうのではないかという懸念を抱かせている。
ここで、最初の一分を書きたいところだが、どうも下ネタが過ぎるので、
避けることにする。この避ける必要があるということがそもそも、
これを乗り越えられないと、純愛ともとれる青春小説を、
単なるエロ・下ネタ小説と捉えてしまい、遠ざけてしまう懸念を
抱かせているのです。
もしこの作品を読もう、芥川賞作家・羽田圭介の小説だから読んでみよう
と思った人、最初の1ページに負けることなく読み切ってください。
そうしたら、下衆な描写も薄らぐ小説と思えるのではないでしょうか。 -
なるほどこれが青春小説か。おもしろかったけど自分が思ってる青春小説とは違うかも。
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羽田圭介の本ということで買ったが、男子校の生徒が包茎についてダラダラ会話するだけの小説に思えた。文化祭のライブなど青春ものっぽいエピソードもあるものの、基本くだらない面白くない下ネタのオンパレードで辟易した。爽やかさの欠片もないジュブナイル小説。最後は彼女と結ばれるかというところで謎のボイコット。それも包茎で自信が持てないからか?というような雰囲気で、少しでも応援しようと思って読んでたのがバカらしくなった。駄作。
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下ネタのオンパレード。以上。