売春という病 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410838

作品紹介・あらすじ

月収数百万円の世界を棄て、現代の「売春婦」たちはどこへ消えたのか?売春をやめ、「昼」の生活にもどった彼女たちを待ちかまえていたものは…。肉体と精神をすり減らし、自分を売り続けてきた女たちが、現在と過去を赤裸々に明かし、売春という病を追究する衝撃のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 『おすすめ文庫王国2012』で紹介されていたので読んでみた。
    8人の女性の体験が語られるんだけど、親の借金は仕方ないにしても、みんながみんなどうしてそんなにお金が必要なのか。私には最後まで分からずじまいであった。

  • 10番乗り。どこかの有隣堂書店にて購入。読了。酒井あゆみ節は健在だが、その自分探しの度合いが、他の著作に比べ、まだ「上から目線」という感じがある。取材対象がたまたまそういう相手だったというのもあるかも知れないが。酒井あゆみの真骨頂は、酒井あゆみのプライドや価値観が崩れるような相手を取材した時に、その内容をいかに構成し著述するかの技を見る時である。しかしながら、かなりライトで読みやすいところを含め(2時間くらいで読める)、読んでおいて損はない1冊。この本を読まずに人間を語るな、と言われても仕方ない。人間として知っておくべき内容のうちの一つ。(2011/11/30) 

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著者プロフィール

酒井あゆみ(さかい・あゆみ)
福島県生まれ。18歳で風俗の世界に入り、ファッションヘルス、AV女優、ホテトル、性感マッサージ、契約愛人業などを「風俗のフルコース」を経験。ルポルタージュ『東京夜の駆け込み寺』で作家デビュー。主な著書に、『レンタル彼氏』『セックスエリート』『売春論』『ラブレスセックス』などがある。

「2021年 『東京女子サバイバル・ライフ 大不況を生き延びる女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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