NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 408
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410982

感想・レビュー・書評

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  • 上田早夕里さん目当てで借りました。
    「完全なる脳髄」が中々濃厚な設定の上に軽快な運びだったのが印象的だったので。「ナイト・ブルーの記憶」は期待通りでした。しかも最後はじんわり浸透してくる余韻。暫く嵌りそうです。
    伊坂幸太郎さんの「密使」が面白かった!話題作ばかりな人だなあと思い読んだ事無かったのですが。SFとしてはライトな部類でしょうが、ストーリーが素晴らしかった。
    宮内悠介さんの「スペース金融道」も拾い物でした。これは面白いSFですね!漫画やアニメなどビジュアル化してシリーズ化したら人気出るんじゃなかろうか。

  • なかなか読めなかった、読みかけで進まなくて諦めたものもあるし。
    「三階に止まる」は読みやすかった。
    「凍て蝶」は悲しかったけどとてもよかった。でもやっぱり嫌なテーマ・・・。
    「愛は、こぼれるqの音色」がとてもセクシャルで、ぼんやり読んでいたら最後の展開に震えてきちゃったよ。

  • 図書館
    http://booklog-m.jugem.jp/?eid=62&guid=ON
    ブクログのオススメ本、読んでみました。須賀しのぶさんが書いていると聞いて^▽^
    どれも面白かったです!
    一番気に入ったのは「スペース金融道(宮内悠介)」ほかの作品も読みたいと思わされました。
    「ナイト・ブルーの記録(上田早夕里)」も面白かったです。たしか12年の星雲賞受賞した方ですっけ。

    「凍て蝶(須賀しのぶ)」は幻想ホラーファンタジーとでもいえばいいのかしら…
    須賀作品は主人公のジェットコースター人生が面白いと思ってるんですが、本作は「主人公が謎めいたヒロインと出会い、ある事件があり、ヒロインが過去を語る」という流れ。語られる過去は激しいんですが、過去のことなんですよねー。波瀾万丈の人生送ってきたヒロインの人生のクライマックス部分って感じ……
    うーんうまく言えない´・ω・` ヒロイン視点でもうちょっと長い話で読んで見たかった。

  • この本も伊坂幸太郎以外は初めて読む作家さんばかりでした。

    今回はSFを中心とした5巻の短編集

    よく調べないで買ってしまった(-_-;)

    SFってあまり得意じゃないんですよね~

    印象に残ったのは

    「3階に止まる」石持浅海著
    「凍て蝶」須賀しのぶ

    やはりSFはあまり好みじゃないなぁ。

  • 全体的な印象としては、これまで(1~5)のNOVAシリーズの中で最も可もなく不可もなくという感じでした。突出して面白いと思うものもないし、全くのクソと思うものもないって感じで。
    強いて言えば、「凍て蝶」と「愛は、こぼれるqの音色」が結構良かったかなあと思いました。
    「クリュセの魚」を最初に読んだ時、今後の展開が楽しみだなあと思っていたのですが、回を追うごとにどんどん残念な感じになってきている気がするのですが・・・・。NOVA8でこのシリーズは完結したらしいので期待しておこうと思います。

  •  SFアンソロジー。
     これもSFの裾野の広さを感じるラインナップ。正統派から、ミステリアスなものまでいろいろとある。
     面白かった。

  • ScienceFictionというより、『少し不思議な物語』といった話が多く、少々物足りない感が残る。とはいえ、内容的には十分楽しめる一冊。収録されている「愛は、こぼれるqの音色」だけは救い様のない結末で、暗い気分になってしまった。

  • 大森望氏の編集するSF短編集。国産SF短編が掲載される雑誌が廃刊になってしまったので、この文庫シリーズを立ち上げたらしい。伊坂幸太郎の中編が入っていることに惹かれて購入。

    気にいった順
    1:図子慧「愛は、こぼれるqの音色」
    図子慧なんて、中学生以来だ。コバルトで硬派な感じだった印象だが、あれからずっと書いていたんだな。
    2:宮内悠介「スペース金融道」
    「銀河ヒッチハイクガイド」みたいで愉しかった。デタラメすぎる。
    3:伊坂幸太郎「密使」
    期待し過ぎた。ラストは伊坂節だが、ちょっと無理がないか?

  • 書き下ろしの日本SFの短編集です。
    図子 慧の「愛は、こぼれるqの音色」のハードボイルドな感じが気に入りました。
    あと、私が気に入ったのは石持浅海の「三階に止まる」。ものすごく怖くなりそうなネタをさらりと表現。
    それから、伊坂幸太郎の「密使」。こんなヒーローもありか。ということですが、それ以上に、こんな密使は嫌だということで。

  • 今巻は自分の好みの作品ばかり。特にお気に入りは四作。伊坂幸太郎「密使」、謎の組織の暗躍といい、伊坂さんらしさが溢れた時間SF。素晴らしい。宮内悠介「スペース金融道」、量子金融工学とかよくもまあそんな発想を、と思いましたが、その突飛な発想を含めてコミカルで楽しかったです。須賀しのぶ「凍て蝶」、幻想的な恋物語が素敵です。上田早夕里「ナイト・ブルーの記憶」、「華竜の宮」に連なる世界観の物語をまた読めたことが嬉しいです。他、東浩紀「火星のプリンセス 続」の展開がまるで読めないので続きがかなり楽しみです。

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著者プロフィール

東浩紀(あずま ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に『存在論的、郵便的』(サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞受賞作)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015受賞作)ほか多数。『ゲンロン0 観光客の哲学』は第5回ブクログ大賞人文書部門、第71回毎日出版文化賞受賞作。

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