おとなの進路教室。 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 466
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309411439

作品紹介・あらすじ

「特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます」自分らしい進路を切り拓くにはどうすればいいか、読みながら"考える"コラム集。「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コラム「おとなの小論文教室。」から進路をテーマに編んだ一冊。著者と読者が鍛えあい、導きあうようにしてつくられた感動作。

感想・レビュー・書評

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  • 山田ズーニーさんの姪っ子さんのお話が印象的でした。

    ずっと夢だったことを体験し、自分の違和感に正直に向き合って潔い決断をした姪っ子さん。
    「違うな」と思って、その道に進まないことを決断できるのは、自分の進むべき道が分かっているからこそというか、
    具体的でなくても、こっちへ行きたいという意志がはっきりしてたというか。

    そういう軸がある人は強いなと思いました。

    それを学生の頃にできるってすごいなぁって。

    最近、そういった志高い学生さんと接する機会ができて。生き生きしててパワーをもらえます。

    ズーニーさんの本を読んで、いつも思うことは、やっぱり「動機」が大事ということ。
    その動機に忠実にいられたらいつか形になる。夢が叶う。

  • 仕事ももう4年目となり、逆に私は4年目ですと口に出すことに不安を覚えるようになった。
    部署も移動になり、仕事の中での自分の拠り所を再構築をせざる得なくなった。
    そんなことがこの本を購入するきっかけになっていたと思う。

    自分はあまり筋道を立てて理路整然と選択までの道を作って行くタイプではなく、ぼんやりと思っていたことがある日何かの拍子で言葉を得、明確な意思、覚悟となることが多い。

    この本には、自分がなんとなく過去にした選択に対して言葉を着せてもらえるような部分があった。著者からの問題提起にギクリとする部分も、今の自分には腑に落ちない部分もあった。

    そしてこんなにも自分と他者について真剣に考えている人がいるということに驚いた。
    私の人生で著者に出会ったことが大金星になる予感がする。

  • 仕事に、悩んで手に取りました。ズーニーさんの本はいつも「伝えること」について考えさせられます。人のことも、自分のことも考える。いろいろな人の話を通して、自分はどう動くのか?、ヒントをくれます。

  • 2017#11#5
    なんか文章の形がよくわからないというか。
    すんなりと入ってこない印象。
    アイデンティティーの話はよかった。

    昔の感想
    「びっしり書き込んだスケジュール表に、新しい出会いをつかみとる空白はあるの??」とか、ズキンとくる問題提起ばかりで、しかも作者なりの答えまで導いてくれるのに、ものすごく寄り添い視点でいてくれているのが嬉しい。素敵な女性なんだろなー。

  • 元ベネッセ編集長による、進路に惑うおとなのための進路相談室。その辺の自己啓発本より、よっぽど本質的。考える力をもらえる。

  • いい話が多いし面白くも感じるけど、どうも自分の求めてるものと違う。
    と思ったら帯を見て理由がわかった。「~、導きあうようにして作られた感動作」と。
    そう、いい話だ。だから面白い。けどまとまりが感じにくく自分の好きなものではなかった。

    自分のこれからを考える時に、この3つを考える。
    WANT:夢・憧れ、やりたいこと:未来
    CAN:経験・能力でできること:過去
    MUST:人生の岐路でやるべきこと:現在

    やりたいことは、人とのつながりの中で見つける
    転職とは、内側の準備と外側の機会が一致した時に見つかる。
    仕事は他者のためにある。勉強によると意識が内向きになる←技術者では違う
    やりたいこと、「職業名」×「マイテーマ」×「実現したい世界観」

  • 読了

  • 2009年08月26日 22:19

    冒頭にこれはハウツー本ではなく、考えを引き出すのに役立つ本だとあったのだが、まさにそのとおりだった 

    特に印象に残ったのは、アイデンティティの項 

    私が育休中に抱えていた精神的なつっかえはこれだ!と思った 

    『ヒト・もの・金・サービス・情報が激しく樹幹している社会に身を置いてやってきた人間が、いきなりそこから切り離された「世界」に生きろといわれても、そこは社会とつながっていない。「構造」が違う。』 

    というもの 

    育児だって立派な仕事じゃないか、とも言われたが、 
    私にとってそれは今までやってきたこととの連続性とかけ離れていたのだった 
    アイデンティティと尊厳という意味で著しく連続性がなかったのだと思った 

  • 社会というのがどのような場所なのかというイメージがまた少しはっきりした。「相手にお金を払いたいと思ってもらえるように工夫する」というのは勉強とは全く別の次元の話だ。「なりたい職業名」×「マイテーマ」×「実現したい世界観」。言われてみれば当たり前だが、普段口に出すこともなく頭にも上ってこないことなので抜け落ちていた。大学1年生にこういう機会を提供するのも大学の役割なのかなという気もする。

  • 2018.1.14
    ほぼ日で知った山田さん。文章がわかりやすく、自分に語りかけてくるものがある。「働くこと」についていろんな方向から考察されていて、ご自身の経験も踏まえ書かれている文章は説得力がある。なんとなく働き方についてうやうやしている今、自分のことに置き換えて、いろいろ考えてみたいと思った。
    「特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます。」まさしく。

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著者プロフィール

全国各地で、表現教室のワークショップ、大学講義、講演などを通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍中。『伝わる・揺さぶる!文章を書く』『おとなの小論文教室。』他著書多数。

「2018年 『理解という名の愛がほしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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