「声」の資本主義 ---電話・ラジオ・蓄音機の社会史 (河出文庫)

著者 : 吉見俊哉
  • 河出書房新社 (2012年5月8日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309411521

作品紹介・あらすじ

電話もラジオもレコードも、そのはじまりから今あるようにあったわけではない。「声」を複製し消費しようとする社会状況のただ中で、音響メディアはいかに形づくられ、また同時に、人々の想像力と身体感覚はいかに変容していったのか-。混沌たる草創期の多様なるメディアのありさまを活写し、近年さかんな聴覚文化研究の端緒を切り開いた先駆的名著。

「声」の資本主義 ---電話・ラジオ・蓄音機の社会史 (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 大人数が同じ体験をすることが容易な感覚である聴覚に絞った文化歴史学。

    電話の初期がアマチュア無線などと同じく双方向性のメディアであった点は現在のネットにも似て、また、ネットの今後を考える上でも有用だろうと思われる。

  • これは、面白い。特に、声と「女性」について。声優論に使えそう。

  • 電話・ラジオ・蓄音機。単なる「情報伝達」装置ではない。かつて存在していなかった新たな空間に「声」を伝えるメディア装置。想定外の使用法がスタンダードと化した時、あらたなメディア装置が起動する。そんなこんなを想像するのにいい刺激になりました。

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