十蘭ビブリオマーヌ (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 64
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309411934

作品紹介・あらすじ

おとこ前な男女の、内外の数奇譚。幕末物、西洋実話物語、戦後風俗、女の意地…。

感想・レビュー・書評

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  • 系推薦図書 総合教育院
    【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 913.6||HI

    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=181790

  • 2015/5/5購入

  • フラットな視点で描かれた歴史物の佳作を多数収録。ドキュメンタリータッチの凝った文体に、「さすが手練れよのう」としみじみ。あとがきを読んでていておやと思ったのは、十蘭がGHQの閲覧コードを把握していた節がある、ということ。だとしたら情報提供者は誰だったんだろう。そこらへんの謎も大いに気になる。
    ・「レカミエー夫人」:現代のこじらせ女子を先どりしたようなユーモアたっぷりの物語が面白い。
    ・「あめりか物語」:十蘭らしいシニカルな視点が冴えている。無慈悲なまでにクールな結末もいっそ潔い。

  • 河出文庫の6冊目の十蘭短編集。幕末、戦後風俗等相変わらず幅広い題材が料理されており、楽しめる。特に「カストリ侯実録」等の西洋実録物が面白い。

  • 毎回楽しみにしている河出文庫のシリーズ。もう、うまいとしか言いようがございませぬ。実録ものを中心においた短編集。フィクションとノンフィクションの境目がわからん。
    アナスタシア皇女のその後を描いた『淪落の皇女の覚書』、サスペンスの趣もある『あめりか物語』が面白かった。心理描写、構成、文章のうまさ。ハマると抜けられませぬ。本当に、ジャンルを選ばない作家ですね。感心しちゃう。

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著者プロフィール

1902-1957。作家。雑誌『新青年』などで活躍。「鈴木主水」で直木賞受賞、「母子像」で国際短編小説コンクール第一席。

「2015年 『内地へよろしく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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