日本語のかたち (河出文庫)

著者 : 外山滋比古
  • 河出書房新社 (2013年3月5日発売)
3.44
  • (1)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :59
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412092

作品紹介・あらすじ

一、二、三…は横長なので欧文と違って縦書きがふさわしい、日本語はいまだ言文不一致である、等々の慧眼が光る出色の日本語論、ことばの姿かたち論。「形式的」がいけないことを指すようになってしまった現状に異を唱え、スタイルの思想、名文、漢字と仮名、直線と曲線、語尾論…から復権する、日本人が失ったものを求めて。

日本語のかたち (河出文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 書名から、勝手に言語学的な観点から日本語を掘り下げている本かなと予想して買ってみたけれど、読んでみたら仕組みとか音だとかの構造的な細かい話ではなく、縦書きか横書きか、硬筆か毛筆か、など書き言葉としての日本語について書かれていた。

    期待していた内容とは違ったものの、文字の「外見」に焦点を当てているものは初めてだったのでそれなりに楽しめた。

    ひらがな・カタカナ・漢字という3種の文字が存在し、縦書き・横書きを目的に応じて使い分け、使用する筆記具によっては芸術作品にもなりうる日本語をこれまで特に不思議にも思わず使ってきたけれど、この本を読んで、これらが日本語の大きな特徴のひとつである事を認識できたのはいい収穫だったように思う。

  • 英語は声が主で文字が従
    日本語は文字が主で声が従
    という点、ほんとにその通りだと思った。

    なぜ日本語は縦読みなのかということや、
    語尾を工夫して文章にリズムを生むという話

    いろいろと面白かった。

  • 新しいのじゃなかったのが残念。

  • 『思考の整理学』より 読みやすい。

  • 書かれた1980年に比べると日本語を「書く」機会は極端に減っていて、書のかたちで自分を表現することの愉しみ、また、感じてもらえる期待に遊ぶ感性そのものをもたない世代になっているのだと思う。それはつまらないことだ。

全5件中 1 - 5件を表示

外山滋比古の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
佐々木 圭一
ミヒャエル・エン...
エラ・フランシス...
ジェームス W....
ヴィクトール・E...
宮下 奈都
有効な右矢印 無効な右矢印

日本語のかたち (河出文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする