- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309412207
作品紹介・あらすじ
本当に住みやすい家とは、を求めて施主と真摯に関わりつづけてきた建築家が、個個の家庭環境に応じた暮らしの実相の中から、理想の住まいをつくる手がかりをまとめたエッセイ集。ハード面よりもむしろソフト面にスポットをあてた、住宅設計のプロの代表作。
日曜日の住居学 ---住まいのことを考えてみよう (河出文庫)の感想・レビュー・書評
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前に図書館で気になって。建築家の発想とくらし。
なんばstd (結局買わず)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20150108読了
1983年出版、1995年文庫化、2013年ふたたび文庫化。30年以上前の住宅事情に基いた内容。●P62住み方の姿勢について 現代日本の住まいの内側は神経がゆきとどいていない、つまり住み方が汚い。プロに頼めば家そのものは綺麗なものができるが、住みこなせない住み手が多い。与えられた生活空間を精一杯活用し、生活の場をピシリと掌中にした生活者であれ、という話。●P165新建材のこと 近頃の光物を好む風潮に関して。終戦によって既存の価値観が根本から崩れ去ることを体験した戦中派の特徴は ・なにがいいものかの価値観を失っている ・そのため、メーカーやCMの情報を受動的に受け止める癖がある ・概して、新しいものはいいものだ、ものが多いことはいいことだと信じ込まされている ――という分析。●P211ダブルシンク この時代、シンクはダブルが流行っていた様子。著者に言わせれば「日本の料理および日本の主婦の堕落がダブルシンクの母胎」。このころ、シングルシンクの復活の兆しがみえてきたらしい。 -
自分のゼミの教授の専任の教授が宮脇壇。ということで宮脇ゼミのサーベイランスには何度もお世話になりました。
以前から今のスクラップ・アンド・ビルドの建設業に疑問を抱いていた。しかし宮脇氏の指摘は、私自身、耳が痛い。本の終わりは、「料理の視点から住宅を考えた方がいい」とある。
今の建築の通例はどれも欧米のパクリばかりで、歴史も浅い。日本の気候・文化に適応するにはまだ時間がかかる。そして未熟。 -
時代が過ぎてしまった話もあるが、住宅産業を嫌い、住まいに必要なものを考え続けた姿勢に学ぶところが多い。
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