すいか 1 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
4.24
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本棚登録 : 737
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412375

感想・レビュー・書評

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  • 待ちに待った「すいか」ノベライズの文庫化!!

    あのすいかの世界を文章で噛みしめて脳内で
    映像を展開できる幸せ♡

    古い木造の家に小さな庭、伸び放題のひまわり、
    「ハルマゲドン」と落書きされた塀。

    プールの水の入れ替えを缶ビール片手に日がな一日
    眺めている絆ちゃん。
    水を抜いてゴシゴシ洗って、また水を張って。
    溜まったものが流されて、空になってまた満たされる。

    庭の雑草をハート型にくり抜いたように整える響一くん。
    その真ん中めがけて玩具の弓矢を放つ夏子さん。
    「もう帰ってちょうだい」としか言わない、バー「泥舟」のママ。

    「忘れたい物は、みんな埋めていいの。
    みんな、何かしら埋めて生きてるもんです。
    安心して忘れなさい。私が覚えていてあげるから。」

    夏子さんの深い深い懐と、1つ1つのエピソードが
    じんわりとあったかく、滋味深くて愛おしい。

    個性的であったかい住人のみんなとカレーの匂い。
    本の重みで抜けた床の穴越しの大らかなコミニケーション[笑]
    カレーと大トロ、古い木造の部屋とシャンデリア。

    嬉しいと言ってもらうと、こっちも嬉しい。
    ハピネス三茶には大切なことが詰まっている。

  •  燃やしたり埋めたりしたいものを私も今、抱えてる。
     誰かのためだけにも生きられないし、自分のためだけにも生きられない。どうしても受け入れられないものとものすごく大切にしたいものとがせめぎ合うときって、苦しい。
     幸せって、大きなすいかを持ち帰る場所があるってことなんだなって、この本は気づかせてくれる。
     辛いことにとらわれるのはもうやめたらどうかな、そう思える。

  • 大好きな「すいか」が文庫になってる。
    常に読書ペースが間に合ってない私は、いつ読めるのだろうか…
    内容は知ってるから、つい後回しにしてしまうんだよなー。

  • 「すいか」、大好きなドラマでした。
    今でも一番くらいに好きかも。

    リアルタイムのときは、なにげなーく観ていて、
    後々にだんだん気になりだして、もう「買った方が安上がり
    なんじゃ?」と思うくらいレンタルして観ています。

    何度観ても好き。

    そんなすいかが文庫になって手元に置けるとは。
    ドラマの方はもう何度も観ているので、読みながら映像が
    浮かぶ浮かぶ。
    間々田さんの整形顔とか、おもしろいんだよなぁ。

    またしてもDVD借りてきて、これと比べながら観る、という
    贅沢なことをしてみたい衝動にいま、かられています。

  • 静かに笑って静かに泣ける。

  • 一話ずつ、大切に読んでます。この文庫の発売で初めてこのドラマの存在を知ったので、今から映像として観るのが楽しみ!!レンタル置いてるかなぁ。文章だけでも優しい空気感が伝わってきて早くも大好きだ…読んでいてテンポが心地良い。元気出る。やるぞ!ってエネルギー注入される!こういう生活は当たり前みたいだけど憧れるな…家族以外の誰かと一緒に暮らすって。

  • ドラマとは印象に残る台詞が違ったり、カットされてるシーンを見つけたりで、これまた違う楽しさ!

  • 脚本だったか~、ガッカリ

  • 面白い!
    こういうシナリオの形で読むのは初めてで最初は戸惑ったけど、どんどん引き込まれていく。
    3億横領という非日常と下宿での日常が上手いこと絡み合っているところがまたすごい。
    2も早く買わなくちゃ!と思いました。

  • 下巻に譲る

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著者プロフィール

木皿 泉(きざら いずみ)
日本の脚本家・作家で、和泉 務(いずみ つとむ)と妻鹿 年季子(めが ときこ)夫妻2人の共同ペンネーム。
『やっぱり猫が好き』から2人共作となり活動を続けている。『すいか』『野ブタ。をプロデュース』、『セクシーボイスアンドロボ』『Q10』などのテレビドラマの優れた脚本家として知られる一方、2013年に9年越しで書かれた初小説『昨夜のカレー、明日のパン』が極めて高い評価を受け、第11回本屋大賞(第2位)、第27回山本周五郎賞の候補に選出。自身の脚本によってドラマ化もされた代表作となる。
小説第二作目、最新刊として2018年4月刊行、『さざなみのよる』がある。

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