ことばと創造: 鶴見俊輔コレクション4 (河出文庫)

著者 : 鶴見俊輔

制作 : 黒川 創 

• 河出書房新社 (2013年10月8日発売)

ことばと創造: 鶴見俊輔コレクション4 (河出文庫)の感想・レビュー・書評

【「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】
貞許礼子 先生の推薦図書です。

＜推薦理由＞
2015年に亡くなった鶴見俊輔氏の著作の中からテーマ別に選んで４巻にまとめられたコレクションの第４巻がこの「ことばと創造」です。鶴見入門にも最適だと思います。この本を読んで、怪談・漫才・映画・漫画など身近にあるさまざまな事柄から社会を見る眼を養ってください。第３巻「旅と移動」もお薦めです。

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http://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00355185

鶴見俊輔には、あらかじめのカテゴリーがない。全方位的にセンサーが働いていて、そのセンサーに引っかかったものを引っ張ってくる。だから、漫才とシモーヌ・ヴェイユとホワイトヘッドが隣り合う。
「かるた」に感動しすぎて、繰り返し読んだ。本作の他の文章は、もう、しばらく読まないことにした。